恋愛市場に出てみないと分からないこと
手段を選ばずにいろいろな男と出会ってみることが、恋愛の壁を壊す第一歩だけど、その一歩の踏み出し方って?! |
まずは、身分審査のキッチリとした出会い系パーティーや出会いサイトに入会して、少しでも心にひっかかった男子とは、デートを敢行(その数、2年で50人以上)。
同時に友だちに紹介を頼みまくり、飲み会にはとにかく積極的に顔をだしまくった。
その間、身分を偽ったアブないダメ男にも、顔だけで中身のナイ男にも、女を顔と年齢でしか判断しない偏差値社会男にも出会って、「徹底的に男を見る目が養われた」という。
「男にも恋愛にも幻想を抱かなくなったよね。お金にしろ、見た目にしろ、優しさにしろ。自分にとって、男の価値はどこにあるのか、それはどの程度必要なのかがわかる。あと、世の中の男の平均値っていうのも、たくさんの男子に会って初めてわかるんだよね(笑)」と涼しい顔で笑う。
なるほど。たしかに、恋愛市場に出てみないと、その市場価格はわからないもの。生身の男に触れてみて、初めて、どれが自分にとって適正価格なのかがわかるのだろう。
そうして、たっくさんの男に出会った後に、今度は恋愛マニュアルを読みあさった。現在、世の中に氾濫している「男をオトス極意」的な本だ。そういうのって、本当に効くの? 恋愛は相手次第、状況次第のアドリブじゃない? と懐疑的な視線をむけると、
「そうかもしれないけど、やっぱり、男の生理とか本能はある。それを知ることって大事なんだよ。追いかけられると逃げるとか、手に入りそうで入らないものが好きとか、そういう本能ってあるでしょう?」
みっちゃんは、過去の恋愛で、自分の感情ののままに行動したものの、不器用すぎて、素直過ぎて、さんざん男子に引かれて、振り回される人生を歩んできたのだという(私ももちろん経験あるけど!)。「恋愛って基礎ができてないと、アドリブも効かない」ということを身をもって実感してきたからこそ、恋愛マニュアルの必要性を感じたのだという。
みっちゃんが使った恋愛マニュアルとは? それは次のページでお伝えします。