私学にしかできない教育を実践。桐蔭学園高等学校

独自の方式により高い教育効果を挙げている桐蔭学園高等学校

独自の方式により高い教育効果を挙げている桐蔭学園高等学校

桐蔭学園は1964年に設立、高校第1期生(男子)が入学。その後、1981年に女子部第1期生が入学。桐蔭学園の設立から2009年で45年となる。現在は幼稚部から大学までの総合教育機関に発展を遂げている。

「私学しかできない教育の実践」を掲げて誕生した桐蔭学園は、創設以来一貫して、受験エリートではなく日本の未来を担う“真の英才”を育てることをめざしている。そのために特に伸ばす必要のある能力として知性・感性・社会性を重視し、授業や学校行事・部活動などで「私学にしかできない教育」を実践。

社会性の育成に位置づけている学校行事では、男子部・女子部ともに希望者対象としてアフリカ野生教室やドイツサマースクールを実施。アフリカ野生教室ではケニア・マサイマラ国立保護区でキャンプをし、生物学者らとともに体験学習をする。こうした活動により、国際的な視野をともなった社会性を育成する。

部活動も奨励され、男子部・女子部ともに42部におよび、甲子園優勝に輝いた野球部をはじめ運動部の多くが関東大会や全国大会で活躍。文化部もコンクールやフェスティバルなどに積極的に出場し優秀な成績を収めている。文武両道で自由とけじめを重んじる校風。真面目で積極性があり、ねばり強く努力する生徒に適した学校といえよう。

能力別授業により、徹底して実戦力を養成

2学期制。50分授業で6時限まで。男子部は理数科と普通科、女子部は普通科のなかに理数コースと普通コースを設置している。理数科(理数コース)は、東大など難関国公立大や医学部などをめざす成績上位者が対象。普通科(普通コース)ではきめ細かく指導しながら国公立・私立大学への進学に対応している。

学習指導は桐蔭独自の方式により高い教育効果を挙げている。その第一として学園創設以来、能力別授業を実施。英・数・国について、それぞれのクラス(LR:レッスンルーム)で行う。LRはα(上級)、β(中級)、γ(下級)の3段階。年4回の定期試験の成績によりLRの移動が可能となっている。

第二に、授業ではその日に到達すべき目標を生徒にしっかりと示し、小テストや放課後補習によって確実に定着させていく。さらに、区切りとしての定期試験でそれまでの到達度を確認。このほか年2回の校内実力テスト、1年間の総仕上げの統一到達度テストを実施している。

男子部・女子部は卒業までHR(ホームルーム)は別々だが、高3の授業は国公立理系・文系、私立理系・文系の4コースに分かれて共学で行うという“男女併学”。ここでも能力別授業により、徹底して実戦力を養成する。