飛ばした分だけどんよりくるのが婚活 |
いつしか、市民権を得た結婚するためのいろんな活動は、合コンを正当化し、お見合いサイトを繁盛させてきました。他にも、奇麗やカワイイやカッコイイになるためのいろんなことは何でもアリで、その経済効果たるや計り知れないことでしょう。
でも、ガリガリ合コン出て抑えめにワインを飲もうが、アンコンネイビージャケットのボタンを白に変えて爽やかになろうが、男女ともに結果が出ないと疲れますよね。そんな夏の終わりは、体だけじゃなく、ココロもすり減ってます。小娘には脇目もふらず来期の受注に燃えてきたオヤジ経営者もそろそろココロの曲がり角。
ならば、みんな一緒に癒しましょうってことで、その方法論を考えてみましょう。
まずは気持ちの切り替えから
こんな感じでユルっと出かけてみる |
というのも婚活となると、人生のずっと一緒にいるであろうパートナーを捜す行為なわけですから、まずは自分自身の目線が相当「チェックモード」になってるはずです。それは結婚式会場を探すときの新郎新婦にも似た状態。普段はインテリアとか音楽とかまったく興味持たない二人が、急にそんな部分にセンサーを延ばす訳ですから、ある意味ネガティブチェックモードになるのです。このバージンロードって短くない?とか、このバンケットってモダンだけど天井が低くない?とか、このイス、チェアカバーしてピンクのリボンできるのかしら?とか最早、モンスターペアレンツ状態のような。
そんなモードで異性を品定めしてきても、結果が出りゃいいですがそうでもないと、どんどん悪い展開になって負のスパイラルに陥りかねません。あの人は見た目いいけど両親がちょっととか、仕事は安定してるんだけどちょっと地味でとか、キリがありません。そのうちセンサーおかしい訳ですから、日々の暮らしにも支障きたします。ちょっと打ち合わせでいい感じの男性見た瞬間に、独身かどうかはもちろん、家族構成や年収や、×があって子供いないかとか、ほぼ病的にチェックしだすような感じ。もはや職業病です。
ということで、まずはそんなモードを解除します。そのためには、ニュートラルな私、や、ガッツかないオレ、を取り戻すために旅とかいいかもしれません。例えば全く気を使わなくてすむ女子友3名で、四国の犬島に出かけてみるとか、男同士で昔学生時代によく行った白浜とかに行ってみるとか、変則3人メンバーで北海道ゴルフ合宿にでも行ってみるとか。
さあ、少し炎症をおこしてるそのココロに消炎剤を投与しましょう。