まずは思い切ってシカトしてみる
そう、なにをいわれても聞こえない爺さんになる |
結婚式が終わるやいなや、そのまま転がり込んできたキヨミ。引き出物をあけながらぶつぶつと、やれ今日のジュンコはカワイかっただのノリコも結婚するらしいだの文句たれまくり。ワインを結構飲んできてるのか、でもアタシ、ヒロシのコト大好きなのとか、間にキッチリ挟んでくる始末。ちょっとグラッと来たけど、いけねえこんな時に押し倒そうモンなら、ピロートークでコくっちまいそうだ、どうしよう、そうだシカトしようシカト。
てなわけで、身動きひとつせず、おもしろくもないのに笑点見て馬鹿笑い。その後、脈略なくCNNに変えてみたり、鼻くそほじってみたり、完全にカノジョ無視。ねぇヒロシィなんて5回ぐらい云われて、んぁ?とやっと答えるぐらいでいかがでしょう?こういうときは、聞き流すどころかこうして、全く聞こえない爺さんのフリするぐらいの方が、キッチリ意志も伝わり良いのではと想うのですよ。
へたに絡むと怪我をする。
この言葉を胸に、穏やかな日曜の夕方をお過ごし下さい。