SSH指定校として教育改革を推進
2001年より東京都の進学指導重点校に指定され、さらに、2007年より文科省の理数教育重点校・スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校となり、公立進学校としてさまざまな教育改革を推進している。2学期制で授業時間を45分・7時限とし、理科・数学などは2時間続きの授業も実施。高1の数学は週6時間、高2は5時間で、1年次より数学演習の選択科目を設置。高2の外国語の選択科目として英語のオーラルのほかにドイツ語、フランス語、中国語、ハングル。高3は現代文、政経、体育、英語が必修、そのほかは進路希望に応じた選択科目となり、午後の授業はすべて自由選択となる。オーラルやライティング、数学は学年により習熟度別授業。このほか8・9時限の特別講座演習、土曜講習や夏期講習100講座開設など、学力伸張・教養教育の強化に力を注いでいる。
都立日比谷高校の大学合格実績
進学指導重点校としての目標の一つに現役合格力の向上を掲げ、難関国公立・私立大への現役合格実績を確実に伸ばしている。国公立では東大37名、一橋大11名、筑波大14名、千葉大16名、東工大10名、東京農工大8名、横浜国大・京都大・防衛医科大各7名など。私立では早稲田大168名、慶應大146名、東京理科大各72名、明治大78名、上智大52名、立教大48名、中央大40名、北里大10名など(以上2010年度)。