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日比谷高校

教育の理想として、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間を育成し、普遍的にしてしかも個性豊かな文化の創造をめざすことを掲げる日比谷高校。名門復活をかけ、公立進学校としてさまざまな教育改革を推進している。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

都立屈指の名門、日比谷高校

名門復活をかけ、公立進学校としてさまざまな教育改革を推進している日比谷高校

名門復活をかけ、公立進学校としてさまざまな教育改革を推進している日比谷高校

1878年に東京府第一中学校として創設。戦後の1948年に東京都立新制第一高校に改称ののち、1950年に共学化し現在の校名となる。

教育の理想として、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間を育成し、普遍的にしてしかも個性豊かな文化の創造をめざすことを掲げる。この理想のもと、生徒に向けて自律的人格、学習と教養、責任と協調、心身の健康、文化と平和の5つの目標を示し、文武両道の教育を実践。

行事や部活動も盛んで、ほとんどの生徒が部活に所属。全体に運動部の比率が高く、弓道部、陸上競技部、バスケットボール部、ダンス部など多くが部員40名前後。なかでもサッカー部と硬式テニス部は60名前後の部員を抱える。文化部も音楽部・合唱班は40名、オーケストラ班は70名程度など、活発な活動ぶり。三大行事の体育大会、日比谷公会堂で開かれる合唱祭、クラスごとの演劇が目玉の星陵祭(文化祭)もすべて生徒が取り仕切り、日比谷の伝統行事となっている。自主自律を重んじる校風。主体性をもち、自らの高い目標に向かって挑戦する生徒に適した学校といえよう。生徒数762名。

 

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