高校受験/高校受験の学校情報

青山学院高等部(2ページ目)

青山学院高等部は、基本的には大学附属校としてのよさを大切にし、調べ学習など体験的な学習を多くしたり、部活や行事に打ち込んだりと、ゆとりある落ち着いた校風のなかで自分の好きなことに打ち込める。キリスト教教育に理解があり、学校生活全般に前向きに取り組める生徒に適した学校だ。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド


高大連携による教育として、学問入門講座を開講

学校の開門は朝7時30分。50分授業で6時限まで(木曜は7時限)。1時限目は8時15分から開始。10時15~35分は礼拝が行われる。必修の英語は全学年で習熟度別授業を実施。多様な進路に対応するため、高2から選択科目をおく。高2の選択科目には数学分野や理科分野に加え、語学分野として英語、フランス語を設置。高3では授業時間の半分は選択科目となり、聖書特講、国語特講、世界史特講、数学演習、環境科学、美術立体、美術平面、英語特講義、フランス語、ドイツ語など多彩な科目を設置、実践的な指導を行う。

高大連携による教育として、土曜日に学問入門講座を開講。青山学院大学・短大の各学部の教員が専門分野の学問を分かりやすく講義する。2009年度について、経営学部は「マーケティング戦略入門」、文学部史学科は「謎解きソクラテス」、理工学部は「光と物質―光によって物質の性質を変える」、短大子ども学科は「幼児教育入門」など、年間で約40講座を開講、生徒は将来の進路選択などに役立てている。

青山学院高等部の大学進学実績

青山学院大学・女子短大への優先入学制度があり、卒業生の約8割が内部進学する。内部進学は高等部の成績、高3で行われる2回の学力テストの結果などを総合的に判断して決定。2010年は青山学院大学に362名、女子短大1名が推薦合格。他大学へは、国公立が一橋大・東工大各2名、筑波大・東京外語大・東京芸術大・首都大各1名など。私立では早稲田大30名、慶應大18名、立教大13名、上智大11名、東京理科大4名など(以上、2010年度)。
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