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惚れたが負け? 恋に駆け引きは必要?(2ページ目)

「惚れたが負け」という言葉があります。恋愛成就のためには、どうしても駆け引きが必要なのでしょうか? 今回は恋愛と駆け引きについて考えてみたいと思います。

石田 陽子

執筆者:石田 陽子

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恋は惚れたが負けではなくて、別れを恐れたほうが負け

告白
相手に惚れるのは負けることじゃなくて、別れを恐れて自分を見失うことが負けるということ
「結婚詐欺」を例に挙げるのもどうかと思うけど、結婚詐欺師は1人成功したらほとんどの場合、また次を狙います。同じような手口で複数の人を騙します。

詐欺師はお金を渡してくれるか、どうかで相手を判断しますが、騙した相手から別れを切り出されても辛くありません。別の相手を探すだけです。

「惚れた者が負け」というよりも、惚れたことで別れを必要以上に恐れてしまうことが、勝ち負けでいうなら負けにつながるのではないでしょうか。別れたくないという執着心から、自分らしくない言動を取ってしまったり、相手にしがみついてしまったり……。

別れを恐れて自分を見失うことが負けるということ。駆け引きは余裕があってこそできることですが、素直に好意を示して成就する恋もたくさんあります。

駆け引きよりも大事なのは、その人と一緒に幸せになりたいという覚悟があるかどうか。誰かに幸せにしてもらいたい、という弱さを狙う人もいるでしょう。でも、そんな人と一緒にいても幸せにはなれません。



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