※03年当時の体験談です。特に法律・制度などの部分については最新情報をご確認ください

まずはスイスの日本大使館で

スイスでは、首都ベルンに日本大使館があります。彼はまずその大使館にEメールを送り、申請してからどのくらいでビザが取れるのか、聞いてみたそうです。答えは2~3週間とのこと。でも、これは在留資格認定証明書なしに、最初にスイスでビザ申請をした場合らしく、実際はもっと早く取れました。

さて、いよいよ申請です。彼が日本大使館に持っていったものは、パスポート、在留資格認定証明書、写真1枚、そして申請費用でした。大使館で申請用紙をもらって、その場で記入。A4くらいの紙1枚で、10分足らずで書けたそうです。

記入を終えた申請用紙と持っていった諸々のものを提出。これで申請は終わりです。この時、パスポートは大使館に預ける形になります

大使館員に質問されたのは、いつ頃日本に行くのかと、発行されたビザは大使館に取りにくるか自宅へ郵送するかの2点。彼は郵送を希望し、返信用切手分のお金も払ってきました。ほかには特に何も聞かれなかったそうです。

緊張して行ったけど、意外にカンタンでほっとしたとか。でも、大使館のセキュリティーは非常に厳重だったので、驚いたそうですよ。最後に彼にビザが届くまでどのくらいかかるのかを聞いたところ、4日くらいとの返事。拍子抜けするくらい早かった……

ついにビザ取得

本当にその4日後、彼のパスポートが自宅に郵送されてきました。中を開くと、日本国査証 JAPAN VISAと書かれた縦8cm弱×横11.5cmの “燦然と輝くビザが、パスポートのページにぴったり貼り付けてあったそうです。だからパスポートを預けたんですね。ビザには、発行地、発行日、有効期間、カテゴリー(配偶者)などが印字されていました。

提出した在留資格認定証明書は、パスポートにホチキスで留めてあり、パスポートからはみ出さないように折られていたそうです。これでもう大きなヤマは超えたようなもの。次なるステップは、成田空港ですよ~。

成田空港の入国審査で

ビザが貼られ、在留資格認定証明書が付けられたパスポートを、大切にふところに入れ(たかどうかは定かでないが)、夫は成田空港に降り立ちました。ここで無事入国許可が下りるか否かに、今後の日本滞在がかかっています。やはり相当緊張していたようですよ。

このとき、私と彼が、離れた場所にいながらも全く同じように予想していたことは、入国の際はきっと別室に行き簡単な質疑応答があって、それから許可されるのだろうということでした。なぜなら、カナダで移民ビザを取る時がそうだったから。

厳しい審査と面接でビザが取れることになったにも関わらず、最後にまた空港でも別室で質問があり(移住に伴う免税の荷物や別送品の確認があるので仕方ないのですが)、それを受けて初めてビザの用紙にサインをもらって、正式な移民ビザとなったからです。

しかし、私たちの予想に反して、成田空港では、飛行機から降りたあと最初に通過する入国審査カウンターで、入国許可が取れたのだそうです。あの、普通に並んでパスポートチェックを受けるカウンターで……。

ここでも特に質問はなく、パスポートに貼られたビザと本人であることを確認し、添付してあった在留資格認定証明書をはずして、代わりに何かをパスポートに貼り付けたそうです。

その貼り付けたものとは、上陸許可 LANDING PERMISSIONと書かれた縦5.5cm×横4cmくらいの小さなステッカー。ステッカーなんていうと安っぽく聞こえちゃうけど、これは在留資格を示す大事なものなんですよね。他に「許可年月日」「在留期限」「在留資格」「在留期間」が印字されていました。彼によると、その場でコンピュータからプリントアウトしていたようだ、とのことです。

以上で手続きはすべておしまい。最後に彼にパスポートを返すとき、その審査官(女性だったそう)がニッコリ微笑んでくれたそうで、これで彼の緊張も一気にほぐれ、本当に本当に心からほっとしたそうです。そしてすご~くうれしかったとか……。うん、わかるなあ、その気持ち。

これで夫は、日本人の配偶者として正式に入国を許可され、日本に居住できることになりました。しかし、日本で暮らしていくには、まだいくつかの手続きが必要になります。

 


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