洋服での結婚式出席が増えたとはいえ、花婿花嫁の母は未だ着物が多く、地域によっては「当たり前」の装いになっています。花婿花嫁にとっての特別な1日は、お母様にとっても特別な1日。その1日を安心して過ごせるように、ルールや必要なものをもう一度チェックしておきましょう。

結婚式に着物を着る! 気になる着付けは?

寺
神前式をはじめとする和婚なら、花婿&花嫁母は着物がベストです!
着物を着ることが決まったら、次に気になることは着付けについて。結婚式を執り行なう会場で着付けてもらう、または自宅近所や行きつけの美容院で着付けてもらう場合。そしてご自身で着付けをする人と大きくは3パターンあります。

結婚式場で着付ける場合は、ホテルなら美容室、ゲストハウスなら付属の着付室にて着付けてもらいます。会場での着付けの場合は、結婚式の打ち合わせでゲストの着付希望などを聞くことが多く、窓口は花婿花嫁になることが一般的です。当日の持ち物や、入り時間なども会場側から花婿花嫁に伝えることが多いでしょう。近所や行きつけの美容院や、ご自身で着付けられる際は、会場によっても違いますが、おおよそ挙式1時間前には会場に到着できるように段取りしておきます。

またレンタルで衣装を準備してもらう場合、足袋とタオル、肌着・裾よけの下着類は、自身で準備することが多いので、忘れないようにしましょうね。

花婿花嫁の母の着物&小物選び

留袖柄
レンタルの場合は、一度羽織ってみると柄の雰囲気がつかめます。
花婿花嫁の母親が着物を着て列席するなら、必ず黒留袖を着ます。裾に柄取りされた黒地の着物です。まずは柄選び。柄が斜めに施されているものは、比較的どんな人でも似合います。特に花婿花嫁の母なら集合写真でも最前列に並ぶため全身が写ります。だから柄が広く配置され、上品な華やかさをもつものがお勧めです。

合わせる帯は礼装用の袋帯を用います。柄は吉祥文様(きっしょうもんよう)や有職文様(ゆうそくもんよう)の格調高いものを選びましょう。吉祥文様とは鶴や亀、鳳凰、松竹梅など縁起がよく、不老長寿を願うお祝いの場で好まれる柄です。有職文様とは、中国唐朝の文様を日本かした、格調のある伝統的な文様。丸文(まるもん)、七宝(しっぽう)、花菱(はなびし)など基本的なものからアレンジされたものまで、さまざまな文様があります。

バック
光沢感のあるクラッチバックを持てば、今っぽいオシャレに!
長襦袢に、半襟は白を用意します。帯締めは白か金銀をつかった組みひも、草履はかかとが少し高い礼装用を使います。また花嫁と同じく末広をもちます。

末広は帯の間に、持ち手の方を3cmほど出して挿しておきましょう。レンタルの場合はほとんどセットになっていますが、ご自身の着物を着られる際はこの末広の準備をお忘れなく! 花婿花嫁の母はお客様をお迎えする際、この末広を手に持って挨拶するため必要になります。

結婚式では主役級の花婿花嫁の母。主役級でもあり、なおかつお客様をもてなすホストでもあるので、華やかでありつつ落ち着いた柄&コーディネートを心がけます。


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