カレー/カレー

鋭利なスパイスに魅了、エチオピアカレー

荒削りなスパイスの芳香と刺激に病み付き、お茶の水の「エチオピア」のインド風カレー各種。

小野 員裕

執筆者:小野 員裕

B級グルメガイド

刺激的な美味しさ

JR御茶ノ水駅、御茶ノ水橋口改札から明大方面へ下って、駿河台交差点手前の右手に「エチオピア」がある。1階がカウンター席と2階テーブル席の店舗に分かれている。
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上「ビーフカリー」880円下「野菜カリー」930円

とにかくここのカレーはピカイチだ。人気はご覧のビーフカリー」880円と「野菜カリー」930円など。
ここのカレーソースは一種類で、ビーフ、エビ、野菜などがあり、具を変えてバリエーションを表現している。
食欲をそそる褐色のカレーソースは荒削りなスパイスの刺激、特にクローブと言う香辛料がやや強めに効いていて、それが口の中で弾けるような感覚、疲れた体と胃袋にずしりと響く、どこかワイルドで大人の味わいに仕上がった美味しさなのだ。その刺激は一度食べたら病み付き、そんな中毒患者がいつも集っている。
付け合せのふかし芋は、バターを塗ってそのまま食べてもよし、僕の場合はカレーソースの中にぐちゃぐちゃにつぶして一緒に食べるのだが、これの方が得した気分に浸れる。もともとかなり辛口なので、辛さに弱い人は甘口をお勧めする。それ以上の刺激を求めるならば、マックス70倍の辛さまで選択できる。汗だくで食らいつこう。
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