一度食べたら病みつき

辛口味噌ラーメン専門店の「蒙古タンメン中本」をご存じだろうか。この店の前身「中本」という屋号の頃から、その強烈な味わいのインパクトに魅せられ、通い始めてからおよそ30年余りになる。
ご覧の「蒙古タンメン」は店名の通り店の看板メニューである。
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看板メニュー「蒙古タンメン」770円

ニンニクの風味が効いた味噌スープには、キャベツ、キクラゲ、豚肉などの様々な具、その上に独特な味わいの辛口な麻婆豆腐があしらわれ、スープにほどよく絡み付く太麺とともに頬張れば、渾然一体となった様々な旨味のパンチにノックアウトさせられる。辛さに弱いビギナーは「蒙古タンメン」の麻婆豆腐が乗っていないバージョン「味噌タンメン」をお勧めする。
また「中本通」が最も好む人気メニューとして「味噌卵麺」がある。

辛党垂涎、中本通が好む味噌卵麺

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「中本通」が最後にたどりつくメニュー「味噌卵麺」850円

これは通常メニューの3番手ほどの辛さだが、その味わいは、ニンニクの風味のラードが味噌スープの表面を覆い、真ん中にたっぷりのモヤシと豚肉、その周りには赤いスープの色合いを和らげるように輪切りの茹で玉子がデコレートされた、ちょいとジャンクな絵姿に胃袋が唸り始める。 一口スープをすするとけっこう強烈な辛さに驚くが、味噌、ラード、野菜のうまみの解け込んだ深い味わいにうっとりとさせられてしまう。ニンニクの香りの移ったモヤシ、豚肉を頬張りながら、太麺をズルズルといただけばその美味しさにもう箸が止まらない。

王道だけじゃない「中本」の辛味。丼ものに激辛の極みを次ページで