B級グルメ/ラーメン・餃子

しびれる旨さ【蒙古タンメン中本】(2ページ目)

蒙古タンメン中本(上板橋)。辛旨の味噌ラーメン。一度味わったらその病み付きの旨さにもう逃れられない。

小野 員裕

執筆者:小野 員裕

B級グルメガイド

「中本」に病みつきなるワケ

辛口ラーメンを提供する専門店は数多くあるけど、ただ辛いだけに終始し、味わいにまるで奥行きのない店ばかり。でも「中本」は辛さと旨味を見事に両立させているのだ。

また印象に刻みつけられる風変わりなネーミング「蒙古」、「樺太」、「北極」などなど、そのメニューを見ただけで不思議に食欲がそそられてしまうのだ。 さらに、腹に余裕があるならば、ご覧の定食を試してもらいたい。ご飯に紅ショウガ、それと中華の麻婆豆腐とは似て非なる味わいの麻婆豆腐、これが妙にはまってしまうのだ。

激辛は麺のみにあらず……充実のご飯もの

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上は「定食」170円。下は「3/4蒙古丼」280円
また、丼物も見逃せない。スタミナ丼、中国丼など各種あるが、お勧めは「蒙古丼」。大食漢なら問題がないがフルサイズだとラーメンとともに味わえないので、そのハーフサイズの「半蒙古丼」、または写真右下の「3/4蒙古丼」280円がいいだろう。

ネーミングの通りフルサイズの4分の3のサイズで、具は麻婆と北極ラーメン用の肉、蒙古タンメンの野菜などがトッピングされたもので、これが複雑にして味わい深い丼なのだ。

「中本」を極めるならば「北極」と「冷やし味噌」

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上は店1番の辛口「冷やし味噌」770円。下は次に辛口の「北極ラーメン」880円
その他、激辛好きには「中本」で1番辛口の「冷やし味噌ラーメン」770円、2番に辛口の「北極ラーメン」800円などお勧めだ。

この上板橋本店を含めて都内に7店舗を構えているが、各店によって若干メニューが異なり、店舗独自の季節限定メニューなどもある。そんな限定メニューから人気だったものが定番に昇格する場合がある。上板橋本店では「蒙古卵麺」が限定から定番メニューになったが、メチャメチャ辛いがこれも実に旨いんだな。

「しびれる旨さ」という表現があるならせば「蒙古タンメン中本」のラーメンが、まさにしびれる旨さではないか。

<店舗情報>
店名:「蒙古タンメン中本」上板橋本店
所在地:東京都板橋区桜川3-5-1キャッスル桜川1階
電話:03-5398-1233
営業時間:(月~金)10.40~午前2.00
(土・祝)10.10~午前2.00
(日)10.10~0.00
定休日:なし
アクセス:東武東上線「上板橋」南口から徒歩6分。
地図:Yahoo!地図情報



<関連リンク>
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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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