夜はちょいと一杯! 居酒屋に変貌
弁当屋の激戦区であるこの界隈で、その人気を支えている秘密は、素材へのこだわりももちろんだけど、手間暇かかった愛情ある味わいが潜んでいるからに他ならない。実質的な部分をいえば、弁当のご飯は白米か五穀米のどちらかが選択でき、白米のみ大盛り無料で、さらに味噌汁までサービスとは頭が下がる。2人の女性経営者が奮闘する、愛情弁当屋と心の居酒屋 |
店名の「手豆」とは「手を使って労をいとわずに働くこと」だそうで、その心意気が手作り弁当の隅々に生きているし、いつでも安心していただけるさりげない美味しさに仕上がっている。
夜は居酒屋に変わるため、2階にテーブル席があり、購入した弁当をこの空間でいただくことができるが、昼時はいつも満杯だ。
お弁当が気に入ったらぜひ、夜の「手豆や」も訪ねてもらいたい。焼酎やサワ―各種、地酒のワンカップやワインなどもあり、「マリコのあったか卵焼き」380円や「ミルフィーユハムカツ」480円など、お袋の温もりが伝わってくる酒の肴も勢揃いだ。
神田界隈で昼飯、居酒屋に困ったらぜひ、「ばんざい 手豆や」へ。
<店舗情報>
店名:ばんざい 手豆や
所在地:千代田区神田司町2-4-2
電話:03-6206-9366
営業時間:8時~(おにぎりのみ販売) 弁当・惣菜 11:30~14:30(売り切れ御免)(2階で座ってお茶お飲みながら弁当が食べられます)
晩酌 17:時~23:00(1階立ち呑みカウンター、2階テーブル席多数)
定休日:日・祝(弁当は土曜日休)
アクセス:東京メトロ丸ノ内線「淡路町駅」、都営新宿線「小川町駅」いずれもA2出口から徒歩3分