ちょっと足を伸ばしてお出かけランチはいかが?

うなぎ
川越は江戸時代からつづくうなぎ処
埼玉県川越市は江戸時代からうなぎ処として有名です。海から遠いこの土地では入間川や荒川の河岸でとれるうなぎをはじめとした川魚が貴重なたんぱく源の一つでした。また、特産品の一つである醤油を使った甘辛い味付けで庶民に親しまれてきた伝統の味なのです。現在も市内には老舗うなぎ屋さんが多数あり、地元の方や観光客でいつも賑わっています。


老舗に負けない実力店

うなぎ茶屋ひろ
古民家風の風情ある佇まい
市内には江戸や明治時代から続く老舗のうなぎ屋さんが多数あります。今回紹介するのは、そんな老舗の一つ……ではなく、オープンから約4年と新参店ながらも実力は老舗以上と言われている隠れた名店、うなぎ茶屋ひろです。店内に入ると、年代を感じさせるハリや柱が所々に見かけることができます。こちらは秩父の古民家を解体する際に出た資材を約2年間かけて集め移築したものだそう。そこかしこに風格がただよい、歴史の重みを感じることができます。

ほろ苦い大人の味わい 肝焼き

肝焼き
臭みがなくほろ苦い美味しさが楽しめます。
さて、そんな店内でいただくのは、産地にこだわらず、日本各地からいちばん状態のいい物をつかったうなぎ料理。うなぎは活きたまま仕入れているため、鮮度は抜群です。臭みもほとんどなく、身がふわんりと口の中でほどける心地よい食感。活きたうなぎを使わなければこうはなりません。

さっそくうな重をご紹介したいところですが、その前にぜひ食べていただきたいのが肝焼き(700円)です。かなり大振りな肝をひと串に4~5匹分使った食べごたえのある肝焼きは、絶妙な火の通し加減。少し焦げ目が付く程に焼かれ、タレの香ばしさが引き立っています。肝のクセのないこってりとした濃厚な苦みと醤油の少しこげた風味がからみあう逸品です。ムチムチとした食感からは新鮮さが伺え、昼からちょっと日本酒が欲しくなる大人の美味しさです。

次のページではお待ちかねのうな重をご紹介します。