さわやかな朝、赤レンガ倉庫ライトアップされる夜。それぞれの時間帯の魅力が楽しめます。

イタリア移民が運んできたコーヒー文化

子どもの頃から料理好き。食に情熱を注ぐビル。
オーストラリアの人々は総じてカフェ好き。ビルも毎日のようにカフェで時間を過ごしているそう。

「平日に子どもたちを学校に送っていったあとで、カフェに立ち寄ってちょっと食べたり新聞を読んだり。PCを持参してカフェで原稿を書くこともありますよ。家よりカフェのほうが仕事がはかどるから。カフェのざわめきがインスピレーションを与えてくれるし、家にいると、あの戸棚を片づけなくちゃ…なんていうふうに気が散るからね(笑)」

お気に入りのカフェを訊ねると、シドニーの「earth foods store」と「Fratelli Paradiso」、ロンドンの「coffee plant」と「flat white」を挙げてくれました。

この「フラット・ホワイト」とはオーストラリア流のカフェラテを指します。ロンドンではスターバックスのメニューにも取り入れられているとか。
ラテよりもフォームミルクが少なめで、よりエスプレッソ感を強めたその味わいは、マキアートとラテの中間のようなドリンクと申しましょうか。billsでも注文できますので、ぜひお試しくださいね。

「第二次大戦後にイタリアから多数の移民がやって来て、彼らがオーストラリアにコーヒー文化をもたらしたんです。オーストラリアにはカフェ・ソサエティがあり、イタリアの人々が『イタリア以外でコーヒーが一番おいしい都市はメルボルン』と言うほど」

そんなお話をうかがったら、すぐにオーストラリアへ飛んでbillsを起点にカフェ旅行をしてみたくなりました。

開放感溢れるテラス席。この日はあいにくの雨模様でしたが、「銀色の海も美しいよね」とビル。

▼お皿の上に輝く太陽をのせて