カフェ/渋谷・恵比寿・原宿・表参道のカフェ

渋谷珈琲研究所…渋谷駅・新南口前(2ページ目)

JRフードビジネスが改札口前にオープンさせたのは、サイフォンが美しく並ぶ「現代版・昔の喫茶店」。ヨーロッパのホテルのロビーをイメージした、落ち着いた空間です。手作りサンドイッチやワッフルとともに。

川口 葉子

執筆者:川口 葉子

カフェガイド


渋谷珈琲研究所の写真

サイフォンコーヒーは「果実系」、「ビター系」、「重厚系」など全部で6種類(500~550円)。それぞれの風味の特徴がレーダーチャートでわかりやすく表示されていますので、選ぶときのご参考に。果実系を試したところ、いやみのない風味、すっきりした後味で、コーヒーが苦手な人でも無理なく飲めそう。

上記のコーヒーとは別に「所長のおすすめプレミアムコーヒー」(650円~)も用意されており、こちらはフレンチプレス、またはサイフォンのどちらか好みの抽出を指定することができます。1~2ヶ月ごとに数量限定で入荷するとのこと。現在はブラジル・バウ農園の豆が登場しており、私はフレンチプレスで楽しみました。ブラジルの持つ甘みを、プレス抽出特有の甘みがいっそう強調して、まろやかな風味。

渋谷珈琲研究所の写真

サンドイッチとワッフルも手作りです

カウンターの中で、一人のスタッフがキュウリをスライスしていました。素材にこだわったというサンドイッチ(550~650円)は手作り。ワッフル(450円~600円)も生地からお店で作られ、焼きたてがテーブルに運ばれてきます。

いただいたワッフルは、夏仕様のフルーツワッフル(600円・写真下)。マンゴーやバナナ、ブルーベリーなどがちりばめられた、見た目にも楽しげな一品。サンドイッチもしっかりボリュームがありますので、2人でお店を訪れたら、サンドイッチとワッフルを1皿ずつオーダーして、シェアするのもよさそうですね。

渋谷珈琲研究所の写真

渋谷駅新南口はもっぱら埼京線・湘南新宿ラインの利用者が乗降する改札口ですが、それでも駅特有のせわしなさが漂っています。しかし、ひとたび店内に入ればそれがふっと消えて、安定した快い時間が流れているのが感じられました。この界隈で仕事の打ち合わせをしたり、ひとりで本やパソコンに向かいたい人にとって、本当に便利な空間です。

▼渋谷珈琲研究所のメニューとショップデータはこちら
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