カフェ/京都のカフェ

かもがわカフェと鴨川散歩…京都・荒神口(3ページ目)

鴨川から徒歩数分の細道に、大きな窓に嵌めこまれた青、黄、赤の色ガラスと、自家焙煎コーヒーのおいしさで有名なカフェがあります。じつは食事も充実。夕方の川沿い散歩のあとにどうぞ。

川口 葉子

執筆者:川口 葉子

カフェガイド

赤ピーマンのムース

カクテルグラスで供される赤ピーマンのムース(480円)は、柔らかく煮てミキサーにかけた赤ピーマンに、トマト汁とゼラチンを加え、生クリームでコクのある風味をプラスしたもの。スプーンで小さくすくって口に運ぶと、まず最初に濃厚なクリーミーさがひろがります。

赤ピーマンの風味が少し弱いか…と感じられたものの、このクリーミーさとマイルドな甘さが、下のトマトの酸味と合わせたときに抜群の相性。なるほど、かもがわカフェならではの魅力がいっぱいです。メニューにしばしば登場する人気の一品。お店を訪れた際にメニューの中に発見したら、すかさずお試しください。

かもがわカフェの店内写真

デミグラスソースのオムライス

とにかく空腹!というときの頼もしい味方は、デミグラスソースのオムライス(780円)。こだわりは、洒落た創作オムライスではなく、昔ながらの洋食屋さんの味に仕上げること。やわらかなきつね色に焼かれたたまごにスプーンを入れると、きわめてシンプルなケチャップライスがたっぷり詰まっています。そのしっかりした味の量感が呼び起こすのは、まさに懐かしい洋食屋さんの記憶。

そのかわり、デミグラスソースはオリジナルのレシピでフォンドボーから手間と時間をかけて作られており、この単純明快なオムライスに深みを添えています。

かもがわカフェの店内写真

女性シェフ2人が腕をふるう料理は、いずれも飾らない日常のおいしさ。人気のディナープレート(1000円)とディナーセット(1200円)は週替わり。350円でビールまたはワインをつけることができます。

夕暮れどきに鴨川のほとりを散歩して、その足でかもがわカフェへ向かい、親しみやすい空気のなかでリラックスしながら夕食を楽しむこと。それは駆け足になりがちな京都観光旅行に、同じひとつのカフェを愛する地元の人々と、なごやかな時間を共有する楽しみをもたらしてくれます。

▼喫茶業は「日常を売る仕事」

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