プレートの4品めはキャベツとカリフラワーのサブジ(味つけはリンゴペーストで作ったカレー風味)。
中央の白いココット皿の1品はツナ風ディップ…といってもツナ缶は使用せず、ひまわりの種に粉末状の昆布を混ぜたものです。
ディップに添えられた2枚のチップスは、黄色いほうがトウモロコシとフラックスシードで作るコーンチップス、赤いほうは赤パプリカとフラックスシードなどで作るメキシカンチップス。噛みしめるほどに赤パプリカとほのかなスパイスの香りが舌の上にひろがり、くせになるおいしさ。こちらはクッキーやナッツの並ぶショーケースで販売されていたので、帰りがけに購入しました。
プチデザートはリンゴとドライいちじく。カシューナッツとメープルシロップで作ったクリームがトッピングされています。リビングフードでは、牛乳や肉などの動物性タンパク質は消化しにくいので避けて、かわりに生のナッツ類で作るクリームを用いてコクと風味を加えているのです。
他では味わえない「リビングパン」
写真右が感動させてくれたリビングパン。 素材はナッツとドライフルーツです。中央にカシュークリームをはさんで。 パンと聞いて想像するものとは違いますけれども、小麦粉も卵も使用せず、もちろん火も使わずに、こんなに滋味豊かで食べごたえのあるものが作れるというのは驚きです。 |
じつはもっと驚いたことに、昼間このリビングプレートをじっくり噛みしめていただき、少し散歩して、Cafe ALIVEの近くにあるKanbutsu Cafeでテイクアウトしたニンジンのサラダを夕食にたっぷり食したところ、みるみる快腸になり、翌日はなんと三度の食事ごとに「食べたあとに、すぐ…」というさわやかさ。本当に腸が軽くなってしまったのです。この即効性!
納豆や味噌も積極的に
リビングフードは日本人の舌には少しなじみにくいかもしれないという懸念もありましたが、実際に口にしてみると、その味わいの世界は意外にも奥深くて豊か。納豆や味噌などの発酵食品も、酵素が生きているリビングフードとして推奨されています。味噌汁は冷や汁の要領で調理するのがベストですね。