カフェ沙漠地帯の救世主
2007年12月、はたしてこの町にカフェなんて存在するのかしら?……という印象が強かった大井町に、やっとカフェが誕生しました。
これまでは、南仏系の地ワイン好きの人々の間で有名なお店と、ラーメン好きに知られるお店、そして焼き鳥好きに知られるお店などは揃っていたものの、女性がひとりで本を読みながらゆっくり食事やお茶を楽しめる場所がなかったんですよね。
「最近の大井町は、古くからの住民の方々に加えて、再開発が進み一大オフィス街となった品川に勤務する若い人々が住み始めた面白いエリアだと思います」と、オーナーの米田(まいた)さんご夫妻。
店名のsevel(セベル)はsea(海)とlevel(基準)を組み合わせた造語。海のように広い心を持つ存在、海のように人々が交流する場所でありたい、という意味が込められています。地域のお客さまの目線でお店づくりをしたいとおっしゃる米田さんにお話をうかがいました。