スペインのバルの魅力を取り入れて
長澤さんは2006年に奥様と出かけたスペイン旅行で、バルと呼ばれる現地のカフェ文化に強い印象を受けます。
「人々の生活へのバルの浸透ぶりは、日本とは比較にならないほど密接でした。それに刺激を受けて、自分たちが作る飲食店の業態を“ギャラリーのあるカフェ”に定め、誰の日常生活にも身近な空間を作ろうと思ったのです」
ルベロのメニューには、そんなスペインのバルのエッセンスが取り入れられています。夕方からのメニューに登場するピンチョス&タパスは、一人でも大勢でもワインを飲みながらつまむのにぴったりの小皿料理。