ヨーロッパ各国の郷土料理を、ボリュームたっぷりに
西部開拓時代といえば、イメージはアカデミー賞映画の『シェーン』、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、もしくはローラ・インガルス・ワイルダーの小説『大草原の小さな家』でしょうか。(TVドラマのローラは前歯とそばかすがチャーミングでしたね)
アームウッド・コテージではこれを「ヨーロッパ各国からの移民たちがそれぞれの郷土料理、家庭料理を持ち込んだ時代」ととらえ、ビールやワインを飲みながら3~4人で楽しむのに手頃なボリュームたっぷりのメニューをそろえています。もちろんひとりで訪れても、すべて600円のタパス料理各種のほか、パスタやごはん系もあるので安心。
ビストロ出身のシェフ・青木伯高さんによれば、特におすすめなのがジューシーなスペアリブ(1500円)。おいしさの秘訣はスペイン産のパプリカパウダー。これはパプリカを薫製してから粉状にしたもので、香りがきわだっているそう。
女性におすすめなのは、マドリード地方の郷土料理「まるごとマッシュルームのガーリックオイル焼き」(850円)。スライスせず、いしづきを落としただけのマッシュルームとニンニクの香ばしさがオリーブオイルにしっかり写っています。これに薄いバゲットをひたしながらいただけば、シェリーやワインがすすみます。
深夜だけの特別メニューも
「ゴールドラッシュの雰囲気の中で、当時の人々のように夢を語り合いながらお料理を楽しんでください。深夜3時まで営業しています」と五味さん。「深夜だけの特別メニューもあります」
と青木シェフ。バータイムを楽しむお客さまのために、お酒によく合う「牛テールの粒マスタード煮込み」(1200円)や、「本日のまかないおにぎり」(1人前700円)が用意されています。
ランチタイムには、界隈のオフィスで働く女性たち、男性たちであっという間に埋まってしまうとのこと。ゆっくり時間を過ごしたいなら17時からのディナータイムがおすすめです。夜は男性のお客さまが多いとか。
店長の尾上さんが「新宿御苑の近くにいらしたときは、ぜひお立ち寄りください。オフィス街のオアシスです」とにこやかにコメントしてくれました。