食わず嫌いはもったいない、美味との出会い
お料理を担当するのは、高円寺マーブルの立ち上げ時代から活躍してきた大和田香織さん。住宅街の中にあったマーブルでは、ひとりで訪れるお客さまのための食事メニューが主体でしたが、オフィス街にあるTOKYO FAMILY RESTAURANTでは、夕方からの食事メニューはみんなでつまめるサイズが主役。「各国料理の専門店はありますが、20ヶ国の料理を一度に食べられるというお店は珍しいと思います。ワールドフードにはあまりなじみのない方も多いと思いますが、一見くせがありそうでも、実際に試してみたら好きになったというお客さまが多いのです。新しいおいしさを提案するスタイルのメニューですから、おもしろさを感じて食事を楽しんでいただけたら嬉しいですね」
そう話してくれた大和田さんにおすすめの料理をうかがうと、フェタチーズやクミン入りで、ヨーグルトソースにつけて楽しむトルコ風春巻(\680)や、スパイスを加えたネパールの蒸し餃子「モモ」(\680)、鶏・厚揚げ・野菜を並べたインドネシアのガドガド(\880)を挙げてくれました。
取材の日、「ソースが主役の一品」をテーマに大和田さんにレシピを教えていただいたのはスペインのブラバスソース。水曜日に【For F】のコーナーで作り方をご紹介しますが、大和田さんの仕事には、おいしさはもちろんのこと、手ぎわの良さ、ていねいさと、どれをとっても豊富な経験とセンスが活きていました。
ランチメニューはオフィス街の人々のために
12:00から15:00までのランチタイムには、近隣のオフィス街で働く人々のために、なじみのあるお料理が登場します。昼の顔と夜の顔がまったく違うのもこのお店の大きな特徴。 現在はウィンタースペシャルメニューとして、期間限定で以下のメニューも登場しています。パテ・ド・カンパーニュ……\800
(豚肉と牛肉の田舎風テリーヌ)
鴨のラグーとポルチーニのタリアテッレ……\1300
(生パスタに、ポルチーニを加えた鴨挽肉のミートソース)
地鶏もも肉のコンフィ……\1800
シュトーレン……\500
(ドイツのX'masの伝統的焼き菓子)
キャラメル・サレのグラス……\550
(塩のアイスクリームにナッツとキャラメルソースを加えて)
ピスタチオのクレームブリュレ……\600