夏の定番スパークリング
「中国などアジア各国でも発売します」とコノスル輸出担当のゴンザロ・マリーナ氏 |
ところが、1本が2,000円以下の価格帯だと未熟なブドウによる青臭さなどの雑味が気になることも少なくない。そんなワインでも、炭酸ガスや酸味、冷たさなどの刺激に紛らわしてゴクゴクと飲み下せば問題ないのかもしれないが、賢明な読者諸氏にはそれで満足して頂きたくない。
実売1,500円前後でクリアな風味と鮮烈なアロマが楽しめるコノスルのスパークリング。試しに半分飲んで栓をしないで冷蔵庫に入れて置き、翌日飲んでみたが、フレッシュな風味がやや円くなっただけで相変らず楽しめた。こんな飲み方もできるならスティルワイン同様、消費者にとってありがたい定番になりそうだ。
この夏のひときわ厳しい暑さはぜひ、このワインで撃退して欲しい。