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ブルゴーニュやアルザスに最高位「グラン・クリュ」格付けの畑がある。だがシャンパーニュ地方でひとつの村全体がグラン・クリュと格付けされるのはそれほど知られていない。シャンパーニュの生産地域にはの村があり、作られるブドウの品質に応じて、毎年決められた価格の80~100パーセントで買い取られる。このパーセンテージは村ごとに格付けがなされており、全325村のうち、わずか17村が100パーセント格付けのグラン・クリュなのである。その17村のひとつマイィ村の81栽培者が集まって結成しているブランドがこのマイィ・シャンパーニュだ。

醸造責任者のエルヴェ・ダンタン氏(左)とジャン・フランソワ・プレオ社長と

マイィ村の40箇所以上に面積にして70ヘクタールの畑をからのブドウを使用するので、ボトルには「Grand Cru」と明記される。ブドウ品種はピノ・ノワールとシャルドネも使い、一般に多用されるピノ・ムニエは使っていない。どのキュヴェもマイィ村名産のピノ・ノワールのみまたはピノ・ノワール主体でシャルドネを加えたブレンドになっている。ピノ・ノワールはシャンパーニュに柔かくリッチな果実味とわずかにスモーキーなコクを与えるから、マイィの特徴はその豊かさ、コクにあるといえる。来日した同社のジャン・フランソワ・プレオ社長と醸造責任者のエルヴェ・ダンタン氏を迎えて試飲会が開かれた。

印象に残ったキュヴェは……>>