それでは、乾杯のご発声を…

最近はジューンブライドも多くなっていますが、結婚シーズンというと定番は春か秋。結婚式の披露宴といいますと、酒がつきものですが、私のような下戸にとっては長い時間あまり親しくない親戚(というか、出席者の半分以上は初対面なわけで)のお酌に付き合わされるという『苦痛の時間』でもあります。

ウーロン茶が一般的になってからは、ウーロン茶を飲んでいればウィスキーの水割りを飲んでいるように見えるので(サントリーウーロン茶が『ホステスドリンク』として流行したのはこれが理由と言われている)、何とかごまかしがききますが、それ以前だとソフトドリンクといえばサイダー・シトロンに代表される透明炭酸飲料かオレンジジュース。ひと目で「おめさん酒飲んでねぇんだかね」(新潟弁で『あなたはお酒を飲んでいないんですか』)と言われることが多々ありました。

ということで、今回は宴会でよく出てくるビールメーカーの透明炭酸飲料について紹介いたします。

三ツ矢サイダー(朝日麦酒)

三ツ矢サイダー・旧ボトル三ツ矢サイダー・現行350mlびん
まずは朝日麦酒の三ツ矢サイダーです。昔のびんは最近、三ツ矢サイダーの宮沢賢治アニメCMにも登場していますね。右は1972年から現在も使用されているリターナブルびんです。これは200mlなのですが、350mlびんもあります。(というか、家庭用としては350mlのほうが定番ではないでしょうか)

キリンレモン(麒麟麦酒)

キリンレモン
これは『クレール』と呼ばれていた小瓶のようです。新潟県長岡市長岡駅近くの食料品店にキリンレモンのホーロー看板があり、いつか譲ってもらおうと思っていましたが、いつの間にか無くなってしまいました。中越地震後、撤去してしまったようです。

キリンというと思い出すのがBSN新潟放送で平日の18:55~19:00に放送されていた天気予報。『キリンの唄』がBGM、バックの映像は新潟地方気象台でした。その後、新潟放送では『お天気メモ』というタイトルに変わりました。東京ではTBSが『お天気ママさん』というタイトルで放送していたようです。天気が気になる農業漁業関係者のために放送されていたといわれるヤンマーディーゼル『ヤン坊マー坊天気予報』同様、キリンの天気予報も天気が商売に関係する飲食業向けだったのでしょうか。

リボンシトロン(サッポロビール)

リボンシトロン
これも1970年代にモデルチェンジした後のリターナブルびんです。以前は三ツ矢サイダーと同じ規格のびんでした。斜めに描かれたロゴが『1970年代』していますね。

ミナトシトロン(新潟製氷)

ミナトシトロン
これはビールメーカーではなく、『もも太郎』『ビバオール』というアイスキャンデーを製造している新潟の食品メーカー『セイヒョー』が旧社名の『新潟製氷』時代に製造していた新潟市の地サイダーです。

びんをご覧になるとわかりますが、三ツ矢サイダーのびんを使用しています。かつては三ツ矢サイダーやリボンシトロンのびんがサイダーびんの『デファクトスタンダード』(事実上の業界標準規格)でして、地サイダーのメーカーも同じびんを使用していました。上記2社のリターナブルびんがモデルチェンジしたのもここらへんに理由があるようです。

結婚式は時代につれて

今回の記事は、以前(20年くらい前)出席した親戚や友人の結婚式を思い出しながら書いていました。結婚式場のテレビCMを見ていますと、最近の結婚式や披露宴のスタイルは様変わりしているようです。普通の宴会でも、飲み物はアルコール類もソフトドリンクも多種多様になりました。平成も19年経っていることを思い知らされた記事執筆でした。

三ツ矢サイダー(The Archive of Softdrinks)
キリンレモン(The Archive of Softdrinks)
リボンシトロン(The Archive of Softdrinks)
セイヒョー
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