コンビニグルメ/ソフトドリンク

2004年の缶コーヒーを多角的に考察する 缶コーヒーレビュー2004(2ページ目)

今年発売された缶コーヒーについて、皆様からいただいたご感想を参考にし、味、容器、CM、懸賞等について昨年同様多角的な考察を行ってみました。これを読めば2004年の缶コーヒーがわかります!

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

ミルク感もコーヒー感も深く

昨年の記事では「250g缶ミルクコーヒーの復活を希望する」と書きましたし、『あのソフトドリンクをもう一度6』でも250g缶コーヒーの懐古記事を書きました。コーヒーにミルク感を求める方は多かったのでしょうか、ミルク感を強調した製品が多かったと思います。その中で一番プレミアム感の高かったのがサントリー『ボス デミタス・ラテ』やキリン『ファイア ホワイトコーヒー』でしょうか。また、懐かしのコーヒー牛乳のイメージで作られたダイドー『復刻堂コーヒー』なんて商品もありました。
コーヒー感の深い製品も多かったと思います。デミタスサイズも多数発売されました。定番のダイドー『デミタス』、JT『ルーツ』あたりがデミタスサイズの売れ筋だったでしょうか。

懸賞は小休止?その分オマケに力が?

例年ですと、秋から春は缶コーヒー懸賞の季節なのですが、サントリーボスは春の『ボス電FOMA』のみ、ジョージアも秋の『ナンバーチャレンジ2』のみということで、懸賞マニアには物足りなかったのではと思います。もしかすると、懸賞の時期をわざとダブらないようにしたのかもしれません。ジョージアナンバーチャレンジ2は昨年に比べればシールを集める枚数が少なくて済み、また、前後賞もありますので、当選の確率は高くなりました。年明けから始まるサントリーボスの懸賞『黄金ジャンキャンペーン』も力技らしい(シール100ポイントでやっとボスジャンを応募できる)ので、缶コーヒー懸賞の缶ビール懸賞化傾向(とにかく数を集める)はどんどんエスカレートしていくと予想されます。これは缶コーヒーという商品の飲用シチュエーションにも関係していると思います。これもあとで考察いたします。
その代わりオマケが何があったか忘れるくらいたくさん付きました。でも、不要な人にとっては邪魔でしかありませんでしたが。ダイドーのミニカーコレクションははまった人も多かったのではないかと思います。

缶コーヒーのCM、今年は紀香 vs 優子だった?

結局『ジョージア・ラッパーズ』は1年しか続かなかったというのは意外でした。ガイド記事『ジョージア・トライアングル』にも書きましたが、ジョージアはターゲットが広いことから考えると、男性向けだった『ジョージア・ラッパーズ』よりも、現在のお3方(『つぎいってみよーな人々』と言うらしいです)が妥当なのでしょう。
サントリーボスはSMAPの中居クン、草なぎクンが出演されましたが、あまりパッとしなかった気がします(企画が良くなかった気が)。私のツボにはまったのはアサヒワンダでの所ジョージさんとコブクロのお二人のユニット『トコブクロ』でしょうか。いっしょに出演していた小倉優子ちゃんの女子社員姿も可愛かったっす…。というか、女性アイドルタレントが出演していた缶コーヒーのCMって、ジョージアとワンダしかありませんでしたよね?
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