コンビニグルメ/ソフトドリンク

懐古企画第6弾!『ロング缶コーヒー』を振り返る あのソフトドリンクをもう一度6(3ページ目)

今でこそ缶コーヒーの容器は190g缶やボトル缶が主流ですが、かつては250gの細長い缶が主流でした。好評のソフトドリンク懐古企画第6弾は、主要メーカーが販売したロング缶コーヒーを特集します。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

ブレンディの一つ前の缶コーヒー

カルピストラッドコーヒー
カルピスから出ていた『トラッド』です。1991年にカルピスが味の素グループ入りするまでは味の素で販売していた缶コーヒーです。翌年1992年には現在も販売している『ブレンディ』に交代しました。

ちょっとおしゃれにジェントコーヒー

ポッカジェントコーヒー
ポッカのロング缶コーヒーといえば『Mコーヒー』ですが、敢えて今回は『ジェントコーヒー』を紹介します。ポップなデザインがMコーヒーとはひと味違います。柴田恭兵さんがCMに出演されていましたね。ちょうど『あぶない刑事』の頃でしょうか。

まだ大人の味だった頃のジョージア

コカ・コーラジョージアコーヒーオリジナル
今でこそアイドルタレントがCMに出演しているジョージアですが、この缶の頃はまだ『大人の男のための缶コーヒー』というイメージでした。CMソングも商品名のまんま『Georgia on My Mind』(我が心のジョージア)でしたし。懸賞で『カセットテープに録画できるビデオカメラ』というのが付いたのもこの頃だったと思います。
今回は私が缶を集めはじめた1991年頃の缶コーヒーを中心に紹介しましたが、いかがだったでしょうか。この頃は缶コーヒーの味はまだまだ誰もを満足させる状態ではありませんでした。結局コーヒー感の低い『ミルクコーヒー』を販売せざるを得なかったのだと思います。それに比べれば、現在の缶コーヒーはまさに『コーヒー』なのですが、その分、子どもにとってコーヒーを飲むハードルが高くなったのかなとも考えます。
コーヒーというもの、小さい子どもが飲むものではないとは思いますが、クリスマスに飲む『シャンメリー』のように、子どもがちょっと背伸びができるミルクコーヒーがあってもいいのかなと思いました。
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