ペアーなヤングで『ペヤング』!
まるか食品の『ペヤングソースやきそば超大盛』は当ガイドサイトでも大きな反響がありましたが、まるか食品というと、もう一つ忘れてはいけないのが『ペヤングヌードル』です。1973年(昭和48年)7月発売というロングセラー商品です。今回、ペヤングヌードルを知らない方々(関西の方はあまりご存じないと思います)のためにペヤングヌードルを紹介したいと思います。まるか食品の歴史をたどる
まるか食品は1929年(昭和4年)に丸橋嘉蔵氏(丸嘉→まるか)により設立された乾麺製造工場がルーツです。1962年(昭和37年)、インスタントラーメンブームに乗り、即席ラーメンの製造を開始しました。1966年(昭和41年)には全国初の15円ラーメン『味の大関』を発売しました。日産17万食を製造したとのことです。CMキャラクターには三遊亭円楽師匠を起用しました。現在同社CMに出演している山田隆夫さんとは日本テレビ『笑点』つながりですね。
そして1973年(昭和48年)にはカップ麺『ペヤングヌードル』、1975年(昭和50年)には『ペヤングソースやきそば』を発売、どちらの商品もロングセラー商品として現在も販売されています。『ペヤング』というブランド名はペヤングヌードル発売時に立ち上げたブランド名です。
創業以来無借金経営を続けており(創業者の教えだそうです)、食品以外にも高崎駅前の高崎ペヤングビル(ペヤングソースやきそばの看板が出ている)をはじめとする不動産事業も行っています。
ペヤングヌードルの内容物
ペヤングヌードルの内容物。 |
ペヤングカレーヌードルの内容物。 |
ペヤングヌードルを試食する
ペヤングヌードルのでき上がり。 |
ペヤングカレーヌードルのでき上がり。 |
不思議と感じる『懐かしさ』
新潟ではずっとスーパーやコンビニでペヤングヌードルを販売していたのですが、今までペヤングヌードルを食べた記憶は無く、きっと食べたのは今回が初めてだと思います。味としてはこのぺヤングヌードル、カップヌードルとさほど変わらないのですが、パッケージデザインや具のせいか、妙な懐かしさ、例えると『昭和の味』というイメージを強く感じました。カップ自体時間が止まっているのです。逆に日清カップヌードルは、CMのイメージのせいか、いつでも目新しさを感じます。
どちらがすごいのか考えましたが、莫大な宣伝費用をかけて販売しているカップヌードル、ほとんど宣伝をしないのにしっかり売れているペヤングヌードル、今回、私としてはペヤングヌードルに軍配を挙げたいと思います。
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