コンビニグルメ/スナック菓子

国内3大ミルクチョコレートの栄養成分をチェック! ミルクチョコレートを比較する(3ページ目)

今年も秋冬のチョコレートシーズンがやって来ました。この時期、毎年多数の新製品が発売されますが、今回は基本に帰って国内3大ミルクチョコレートの栄養成分をチェックしてみました。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

マカダミアナッツチョコの比較を行ったとき、『グリコはお子さま向け、ロッテは若者向け、明治はオトナ向け』ではないかという考察を行いました。明治とロッテについては、その時の仮説が当てはまるのではないかと思います。今回はグリコの代わりに森永のチョコが入りましたので、森永のポジションについて考えてみました。



一山当たりのサイズから考えてみますと、森永が一番大きくボリュームもあります。大人でも一口で食べるのはちょっとキツいサイズではないかと思います。よって、一山をさらに分けて食べることになるかと思いますが、横幅が半分だと21.25mm、3分の2だと28.48mm、3分の1だと14.03mmとなります。一山を2:1に分割すると、お母さんが子どもと分けて食べるのにちょうど良いですね。これから考えますと、森永はファミリー向けといえるのではないでしょうか。確かに、森永はビスケットやエンゼルパイなど、家族で食べるお菓子が多いと思います。

~ * ~ * ~ * ~


もう30年以上前の話になりますが、ロッテの会社案内だったか製品カタログを見たことがあります。その中に『ロッテの技術者は計算尺で計算しながらチョコレートを作っている』というコメントがありました。これが頭の中に引っかかっていまして、15年位前に計算尺を買ってしまいました。


購入してしまった計算尺(ヘンミ計算尺製)


それぞれのチョコレート、いつも食べているときは味が違うように感じていました。会社によってもっと成分に特色があるかと思いましたが、成分的には大きな差が無いというのは意外でした。グラム当たりの成分がどの会社もほぼ同じということは、チョコレートをおいしく作る黄金律があるのでしょうね。そのためには計算尺で計算する必要があるのだと思います。
 
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