●アメリカ版チェリーコーク
1990年代初めのパッケージ。ポップ調のパッケージでありました。フレーバー入りということで、普通のコカ・コーラよりも軽いイメージで売っていたのでしょう。
缶の脇に『ファウンテンスタイル』と書いてあります。ということは、アメリカのソーダファウンテンでもチェリーソーダが飲めるのでしょうか?
日本だったらさくらんぼ飲料の缶に紫色なんて使わないことでしょう。
ダイエットチェリーコーク。ここまでしてチェリーコークが飲みたいのかと思ってしまいます。
タイ版のパッケージはアメリカでも採用されました。マウンテンデューやメローイエローのようなストリート飲料路線で売っていたのでしょうか。
これが最新バージョンです。バニラコークのデザインに似ています。文字とチェリーのイラストが小さいのがちょっと残念です。
いかがでしたでしょうか。パッケージデザインからも、日本の『さくらんぼ』とアメリカの『チェリー』、イメージはまったく違うものであることがお分かりになるかと思います。また、"Cherry"を英和辞典で引いてみると、いくつかエッチな隠語が出てきます。言葉から連想して派手なパッケージデザインができたのかもしれません。
過去の事情からして、チェリーコークが再び国内生産されることはまず無いと思います。しかし、僅かではありますが輸入品がアメ横や輸入食料品店に入ってきますので、どうしても飲んでみたいという方は探してみてください。
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