金賞:「プルミエール・デラブル」尾形剛平氏
「テーマは“塩とメープルシュガーの融合”です。甘みを引き出すために、塩を隠し味にしました。
塩をきかせた、キャラメルチョコレートをベースに、スポンジ生地にメープルを加え、ローストしたピーカンナッツにメープルの糖衣をかけ、またアーモンドのムースにも甘みにメープルを加えメープルの味わいをいかしました。」
■尾形剛平氏
サロン・ド・テ・スリジェ(調布市)勤務後、現在ドゥーシュークル入社。
2006年11月退社後、渡仏しアンリ・ルルーにて研修。
2007年10月ヨックモック入社予定。
銀賞:「小さな秋見つけた」伊藤彰二氏
「五感を刺激するスイーツを目指しました。柿などの秋の素材とメープルシュガーを使用することで相乗効果を与えながらあきを感じるスイーツに仕上げました。またラム酒とメープルのアイスクリームやマスカルポーネにメープルを加えたものを使用しました。
妻の支援があったからこそ、この賞をいただいたので妻に感謝しています。」
■伊藤彰二氏
辻調理技術専門学校卒業。ザ・リッツ・カールトン大阪のフレンチ・レストラン「ラ・べ」勤務。
「華やかで食べた人々に夢や希望を与えて、幸せにするデザートを作り続けたい。」
銀賞:「メイプルミルフィーユ」谷口直紀氏
「メープルシュガーを何層にも重ね、メープルシロップの香りと透き通った艶を表現しました。良質な材料を使うことができたのが受賞につながったと思います。」
■谷口直紀氏
育成調理師専門学校卒業。リーガロイヤルホテル京都勤務。 「自分で考えたり、せいぞうしたりした商品が店に並んでお客様に“ここのパンやケーキがおいしい”と言ってもらえたことがやりがいです。」