大和市の小田急線高座渋谷駅に「中村屋」という行列人気ラーメン店がある。各駅しか止まらない地味な駅だが、ラーメン通で知らない人は居ない駅だ。もちろん「中村屋」に行くために降りる駅だから知っているわけだ。店主は“若き天才"と呼ばれ、必殺の湯切り“天空落とし"の使い手でもある。
その店主・中村栄利氏が22歳で店を開いてから8年が経つが、2004年9月にラーメンの新しいスタイルを求めてオープンさせたのが海老名にある「中村やessence」。私が2007年4月に行ったときの料理を全てご紹介しよう。
サプライズ満載の料理が続出!
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▲ウエルカムシャーベット |
グレープフルーツとバジルを液体窒素を使い、その場で一瞬にして固めたウェルカムシャーベット。魅せ方もうまいし、もちろん味もいい。一発目から心を持って行かれてしまう。
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▲燻製の味玉ビニール袋入り |
燻製の味玉だが、なんとビニールパックに密封されて出てきた。まずは、そのビニールパックを破くと、なかからものすごく食欲をそそる薫製臭が・・・。隣の酒好きの人は「この香りだけで酒が飲める」と言っていたほど。そしてこの味玉、玉子自体がどのレベルかわからないが、今まで食べた燻玉の中で最高級にうまい。この燻玉だけで10個は食えそう。
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▲茶碗蒸し |
箸休めの茶碗蒸しだが、これがまたうまい。
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「これぞ新ラーメンスタイル!」。