ラーメン/東北のラーメン

麺屋 蕪村@長野市

2005年12月にオープンした、まだ新しい店だがすでに地元の人気を獲得してブログなどでも話題になっている店。鶏白湯ベースでうまい。

大崎 裕史

執筆者:大崎 裕史

ラーメンガイド

当社の今年の社員旅行は野沢温泉であった。その前に長野市に立ち寄り、「信州ラーメン博」を見学。さらにその前に話題の店を長野駅前で一杯。軽い気持ちで寄ってみた一軒だったが、なかなかの実力店であった。

長野駅から徒歩2分、話題の人気店

蕪村
麺屋蕪村の外観
長野県は蕎麦の国として知られているが、最近ではラーメンもかなり活性化しており、ラーメン本・ラーメン特集やラーメン博など、ラーメン好きを喜ばせる企画が目白押しなのである。

新店も続々と誕生し、雑誌のラーメン特集を眺めていると1日に7-8杯食べることができる私でも2-3日かけて長野県一周ラーメン旅行をしてみたくなるほどだ。

新幹線の中で本をチェックしていて、気になった店がここ「麺屋蕪村」。携帯サイトをチェックしてみても長野県人気ランキング4位(2006年11月上旬の話)。駅からも近いし、「信州ラーメン博」で何杯も食べる予定があるにも関わらず、ついつい足を運んでしまった。

店内に入ると、なんと東京のラーメン仲間が5人いてびっくり。彼らは群馬~長野~新潟というラーメンツアーの最中でやはり気になった一軒とのことらしい。どうやら、この店、ラーメン好きを引き込む何かがあるようだ。(笑)


う~ん、なかなかやるなぁ~と唸る一杯

蕪村
限定40食の塩そば 700円
こちらは3人だったので、基本メニューの蕪村そばと塩そば、それと海老塩そばを注文。

蕪村そばは、鶏白湯と魚介のWスープ。結構濃厚だ。
海老塩そばはかなり海老風味が薫るもので海老好きにはたまらない一杯。
私が頼んだ塩そばは、鶏白湯がまったりとした濃厚さでおいしい。

具がまたそれぞれいい仕事をされており、ラーメンを引き立てている。とりわけ、メンマが面白い。東京でも流行りのぶっといメンマなのだが、3本入っていて、それぞれが繋がっているのだ。それをちょっとひねりを加えて盛り付けてある。ほぉ~と感心してしまった。

ラーメンを注文した後、ちょっと遅れて味付玉子を追加したのだが別皿で出てきた味玉は温かかった。黄身もほどよい加減。塩そばには丼の縁にレモンが添えられており、これを後半絞って食べるとまた違った味わいでさっぱり感が増す。

長野もなかなかやりますなぁ~。


<店データ>
■麺屋 蕪村
所在地:長野市大字南長野北石堂町1361
電話: 026-264-6886
営業時間:11:30-14:00、18:00-24:30頃(スープ切れ終了)
     土・日・祝/11:30-15:00、18:00-24:30頃(スープ切れ終了)
定休日:水曜(祝日の場合は翌日)
地図:Yahoo!地図情報

●関連ページ
信州の美味しい店食べ歩き情報
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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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