2001年のGW(ゴールデンウイーク)に北九州のラーメン仲間の企画で「南大分のラーメンを探る」という超マニアックなツアーをしてきました。車がないとダメな地域でカーナビが通用しないような地域もあり、この情報を流しても使える人はあまりいないんじゃないかと思いながらも、大変楽しかったツアーなので書いてしまいます。
■香蘭 0972-23-7393 大分県佐伯市鶴岡町3丁目11-57
もろ住宅街。営業時間が昼の2~3時間。やや気まぐれ。おばさんが結構恐い。スープが通常の半分くらいしかない。ラーメンの作り方は、丼に醤油ダレと化調?を入れ、少な目にスープを入れる。茹であげた麺を入れ、チャーシュー・ねぎ・もやしを盛りつける。その上から、胡麻・胡椒・謎のパウダーを振りかけ、最後に再びスープ(寸胴の上澄み油かも?)を加え、終了。
結構、ジャンキーな仕上がりで、スープが少ないのでつけ汁に麺を全部入れたような見栄え。もしくは、油多めの油そば。これがどうにもくせになりそうな味。食べ終わって、表で待ってる間にまた食べたくなってしまった。
■上海 0972-23-1161 大分県佐伯市内町3-23
ここは中華料理店。GWの関係か、休みで食えなかったのが残念。推薦者(企画者)が、うまいんだかうまくないんだかわからない不思議なラーメンと言っていた。でも、地元では人気店らしい。
■藤原来々軒本店 0972-22-5145 大分県佐伯市鶴岡町1丁目3-27
ここもGWの関係で休み。そこで、ここの暖簾分けのお店へ。この3軒のうち、いずれかが「九州麺喰ランキング」大分県4位になった取材拒否店であろうと思われる。大分県の中でもかなり南に位置し、人口もそう多くないこの地区の店が4位になると言うことは画期的らしい。
■来々軒田原 0972-54-3848 大分県南海部郡宇目町大字南田原
藤原来々軒の暖簾分け。これが超~山の中。電気や水道をちゃんと引けてるんだろうか?というような場所にある。建物はもちろんプレハブ。不思議なのは、おかもちがあったこと。だいたい隣の家に行くのでさえ、車で何分もかかるような場所なのになぜ、おかもちが???
ラーメンは豚骨醤油。麺が茹で過ぎだったが、なかなか美味しかった。
■山水苑 0972-46-2456 大分県南海部郡弥生町大字尺間2257
続いて、佐伯市に行く途中に見つけた店。横浜の某店主のお薦めと言うことで車を止めてみたが、ドライブインである。メニューを見ると沢山の種類の中にラーメンは一種類。誰もが「ここじゃないよ」と思った。しかし、意を決して入ってみたのであった。(相当な決心が必要です。マジで。)
出てきたものは強烈にニンニクの効いたラーメン。ライトなとんこつではあるが、ナニゲに旨い。でもまた行きたいか?というと迷う所。
この後、大分市・別府市の有名人気店を回りましたが、このあたり(南大分)のラーメンの方が妙に私の心をくすぐってくれました。
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