この外観はいかにも今風というか、今流行の雰囲気だ。実際に調べてみたら東京のデザイン会社「パシオ」が手がけた店らしい。「パシオ」は、「光麺」「くじら軒」「唐そば」などを手がけ、いくつもの人気店に貢献してきた。今度は地方戦略だろうか?そういえば仙台の新たな行列店「本竃」もパシオが担当している。
■メニューはいかにもパシオ系■
外観だけでは自信が持てなかったが、このメニューを見たら確信に変わった。色遣い、書体、デザイン、メニュー構成など、いたるところにパシオらしさが現れている。面白いのは、パシオ自体は味にはあまり関知しないということ。それなのに次々と人気店が出来ていくのだから不思議である。
今年、地方のラーメン店を食べに行って現在までにとてもいい印象を抱いてるお店が2軒ある。これから紹介する「あごすけ」と前記した仙台の「本竃」だ。2軒ともパシオ系というのもユニークだが、実は意外にもこの2軒は交流があったらしい。類は友を呼ぶ、とでも言うのか、いいお店はいいお店を引き寄せるのだろうか?実に不思議である。
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