2/6 ラーメン二郎全店DATA集(2003年版) [ラーメン] All About

本店は三田の慶応大学正門近くにある。一時期、道路拡張による立ち退きのため閉店を余儀なくされた。しかし、移動はしたものの、同じ三田で再開している。20年以上三田で行列を作っている。ここが元祖であり原点である（ただし、創業は都立大学らしい）。なにしろご主人である山田さんのキャラクターが異質であり、それが「二郎」を生み出した。個性的な麺や独特のトッピング（呪文）などもそう。食券器が入る前は、お金は自己申告でカウンターに置いていく。お釣りがある場合は、その置かれた中から持っていく、という驚くシステムであった。そこには、客と店主の信頼関係が築かれていたのだろう。客は食べ終わると丼をあげ、ふきんで自分の食べた後をふき「ごちそうさまでした」と言って帰る。一連の流れが出来上がっており、その光景もまた「二郎」であった。

■これぞ本家本元「ラーメン二郎」三田本店のラーメン■

【DATA】ラーメン二郎　三田本店　最寄駅: 田町　住所: 港区三田2-16-4　慶応大学正門の西側　TEL: なし　営業時間: 10:00-16:00 　休日: 日祝休　メニュー: ラーメン450、小豚550　大豚600

二番目にできたのが吉祥寺にある「生郎」（元は当然ながら「ラーメン二郎」であった）である。本店が慶応大学ならこちらは成蹊大学である。こちらも大の行列店であった。2001年春頃に店名が「生郎」に変わり、さらにしばらくして麺が細くなった。このあたりの事情は長くなるので割愛する。

■ラーメン二郎　吉祥寺店だった頃の写真（唐辛子増し）■