ホテルオリジナル食品を販売する「トスSBラッフルズ」
「ラッフルズ・ホテル」正面玄関 |
かつて東洋の貴婦人と称された「ラッフルズ・ホテル」。真っ赤なオーナメントが映える、その白亜の佇まいに感動しつつ、ふとその下に目をやると、なんとそこには、咲き乱れる真っ白なプルメリア。日本なら、夏でも温室でしか育たない花なのに、それを晩秋に見られるとは、さすが南国だなと思います。
この「ラッフルズ・ホテル」の中庭を囲む敷地内に、2001年にオープンしたのが、約60店が軒を連ねる「ラッフルズ・ホテル・アーケード」。中でも、食好きに見逃せないのが、「トスSBラッフルズ」。「ラッフルズ・ホテル」のオリジナル食品を販売するショップです。
チョコレート選びは、ラグジュアリーなお徳感!
右下:「トスSBラッフルズ」入口にあるチョコレートのショーケース |
こちらのお勧めは、断然チョコレート。味もさることながら、まずは買い方がおもしろい。1個づつ買うと、1個3ドルなのに、100グラムをギリギリ越えるように買うと、全部で20ドル。1個3ドルだと、20ドルで6個しか買えないのに、100グラム買いにしたところ、私はちょうど10個買えました(*通貨はすべてシンガポールドル)。
だからと言って、種類が選べないなどの不都合がないのが、素敵なところ。ガラス越しに、お好みをいくつか指差すと、グラムを量り、「まだ買えるよ!」と親切に教えてくれます。
「ラッフルズ・ホテル」のアーケードにして、このお徳感は、なんとなくラグジュアリー。これは思うに、こちらのチョコレートの中でも、一番人気と言われる「オレンジピール」が量り売りに功を奏し、1個売りのチョコレートも恩恵に与かっているのではと思う次第。
忘れず買いたい、ラッフルズの「ハウスショコラ」
左上から時計まわりに。パンダンカヤ、ワイルドレモンバジル、ペッパー、オレンジスライス、フレンチヌガー、ハウスショコラ、ココナッツ、キャラメルカフェ、ライチ、キャラメルクランチ |
豊富な種類の中から、私が選んだのは、ヴァローナ産のチョコレートがベースになっているという「ラッフルズ・ホテル」の「ハウスショコラ」をはじめ、こちらではよく料理やお菓子に使われるパンダンリーフを使用した「パンダンカヤ」、そして「フレンチヌガー」「ココナッツ」「キャラメルカフェ」「キャラメルクランチ」「ワイルドレモンバジル」「ライチ」「ペッパー」「オレンジスライス」。
「ココナッツ」「パンダンカヤ」など、甘めのものもありますが、全体的に低シュガー。中でもおいしかったのは、「オレンジスライス」。砂糖をまぶされてかたくなったオレンジのザクッとした食感と酸味が、チョコレートの甘みの中へとうまく溶け込みます。あと「ライチ」「キャラメルクランチ」も、かなりお勧め。
独特の甘さと香りがする、ご当地ジャムもトライあるのみ!
左上:カヤジャム。右下:カモミールブレンドティー |
この他、スタッフの方に、こちらでよく売れるお勧めを聞いたところ、パンダンリーフ、卵、ココナッツミルク、砂糖で作られたクリーミーな「カヤ・ジャム」。やはり、ご当地ジャムは強しです。そして、カモミールがブレンドされた紅茶。
でも、何より、「やっぱりチョコレートが一番売れますね」とのことでした!
ラッフルズホテル 公式HP(英語)
デコレ激写!~シンガポールレストラン編~
シンガポール政府観光局 公式HP
シンガポールガイドサイト「ラッフルズの美味をお持ち帰り♪」
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