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グルメ&紅葉真っ盛りの奥入瀬渓流ホテルへ(4ページ目)

10月下旬から、紅葉シーズンに入るという奥入瀬渓流。ガイド付きの散策後、足湯をしながら、朝ごはんなんていかがでしょう? 岡本太郎氏の巨大暖炉があるラウンジ「森の神話」の林檎スイーツも目をみはる美味しさ!

執筆者:河野 優美

天の川も見える、星空ディナー

奥入瀬渓流ホテル
南八甲田・湯の台高原のディナータイムイメージ

日没に合わせ、「奥入瀬渓流ホテル」の送迎車にて、南八甲田・湯の台高原へ。こちらで、2009年は5月16日~9月30日まで、毎夜開催されていたのは、静けさに包まれた「八甲田 星空ディナー(来年も開催予定)」。

天気の良い日は、天の川も見えるという、降るような星の下、キャンドルの灯りだけでいただくのは、地元食材をたっぷり使ったフレンチタイプの和食「フランコジャポネーズ」。

なんでも、このディナーのため、ホテルで3日待ったご家族もいたのだそう。自然のレストランゆえ、雨天だと叶わないこともあるのは、覚悟しなければいけないところ。

UFOの存在も信じたくなる、この世の“贅沢”

奥入瀬渓流ホテル
写真からも虫の声と草のざわめきが聞こえてきませんか?

私も見学に訪れてみましたが、待つだけの価値はあると実感。最初は「あれ、北斗七星だよねー」「あっちは、カシオペア座だよねー」など、星談義にわいていたのですが、そのうち、皆の口数が少なくなり、いつしか黙って夜空を見上げるほどに。

引き寄せられる感覚とでもいうのでしょうか。夜空に光る小さな物体は、飛行機だとわかりつつ、「UFOでは!」と信じそうになるのは、まさに満天の星空のなせる技。

時折、遠くを走る車の音が聞こえるのは残念でしたが、あとは、虫の鳴き声と草がすれ合う音だけ。雄大な自然は、この世の“贅沢”と思わせてくれる、一期一会のディナーです。

料金:1泊2食付料金+5,250円~
定員:10名(最低2名から)

奥入瀬渓流ホテル奥入瀬渓流ホテル
次ページでは、渓流添いの朝食「Maple Leaf」をご紹介します!
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