約100頭の乳牛を飼育する北海道「元山牧場」。
北海道の牛のイメージピクチャー。 |
「モトヤマ ミルク・バー」に牛乳を直送する「元山牧場」で飼育される牛は、現在約100頭。すべて乳牛です。そのうち乳を搾れる時期にあるのが、約50頭。
種の管理、畑を耕すことから始める自前のエサ作り。
酪農発祥地の北海道・八雲にある「元山牧場」。 |
そんな「元山牧場」を切り盛りするのは、4代目牧場主の元山美芳(もとやまみよし)さん。元山さんが言う、牛を育てる努力のひとつが、質のいいエサです。
4代目牧場主の元山美芳さん。 |
元山牧場で飼育される乳牛。 |
そして、気温。「牛は暑さに弱いので、夏は体力を使い、ぐったりしてしまう。そんな時は、牛舎内で扇風機を回し、せめてもの涼を送る。人間同様、牛だって熱射病にかかるのです」。
先代、先々代からの努力が今の元山牧場を作る。
「モトヤマ ミルク・バー」の店内席。 |
このように、エサ作りに始まり、作物の刈り取り、エサやり、牛舎の掃除など、日々のルーティンは盛りだくさん。
「モトヤマ ミルク・バー」では牛乳がバカラのグラスでいただけるメニューもあります。 |
「ヘルパーさんを雇えば、お休みはできる。ただ、それはあくまで1日、2日の作業上だけのこと。管理という意味では、すべて自分にかかっている。365日、牛のことを考えることからは逃れられない。でもどんなに大変でも、なついてくれる牛を見ると疲れも吹き飛びます」。
「モトヤマ ミルク・バー」に訪れる方へのメッセージ。
「モトヤマ ミルク・バー」の窓側席。お天気のいい日には窓が開け放たれます。 |
そんな元山さんから、“「モトヤマ ミルク・バー」に訪れて下さる方々へ”と、メッセージをいただきました。
「世の中、新しいドリンクがたくさんでき、牛乳離れが進んでいます。が、まわりを見渡せば、パンもチーズもヨーグルトもケーキも、みんな牛乳がないとできないものばかり。それだけに牛乳は、生活の中ではなくてはならない存在です。そんな牛乳を思い出し、その本来のおいしさを、ここ「モトヤマ ミルク・バー」で味わうことで、牛乳に一歩でも近づいてもらえたら嬉しいです」とのこと。
「動物にしろ、植物にしろ、命あるものから食べ物をいただくのですから、食べ物を粗末にしてはいけない」。そんな元山さんの言葉が胸に残る「モトヤマ ミルク・バー」の取材。命の尊さを改めて気付かされる貴重な時間になりました。
【新記事&次回記事のアップ情報は、女性のためのグルメ情報 ガイドメールマガジンでお知らせしています!】
バーカウンターの薪を重ねた壁に飾られたミルク缶。 |
■モトヤマ ミルク・バー
所在地:港区六本木6-4-1
TEL:03-6273-2248
営業時間 8:00~22:00
(フードLO21:00・ドリンクLO21:30)
定休日:無休
日比谷線六本木駅1C出口よりコンコース直結徒歩約0分
大江戸線六本木駅3番出口徒歩約4分
大江戸線麻布十番駅7番出口徒歩5分
南北線麻布十番駅7番出口徒歩約8分
地図:Yahoo!地図情報
「モトヤマ ミルク・バー」前の牛のオブジェで乳絞りのマネをして「一度やってみたかったんです」とはにかむ女性。 |
【関連HP】
元山牧場 公式HP 北海道八雲町 公式HP 六本木ヒルズ 公式HP
デザートについては洋菓子でご紹介しています。
バカラのグラスに注ぐため、牛乳をシェイクするチーフマネージャーの横原和孝さん。 |
■近辺のおいしいスイーツ
バラとマカロンの母の日限定ギフト
ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション
■近辺で利用できるカフェ
2008年4月18日OPEN!
毛利庭園を臨む開放的な空間
ブエナ ガーデン カフェ
■近辺のお楽しみ
2008年4月26日OPEN!
六本木ヒルズ森タワー屋上
オープンエア形式天空回廊「スカイデッキ」