元気いっぱいの島野菜で作る琉球料理店「土の実」。
その言葉通り、ここには毎朝、東京ではあまり見かけない島野菜が届きます。それは、沖縄「土の実農園」をはじめ、近隣農家でサンサンと太陽を浴びて育った元気な緑黄色野菜。
沖縄の土壌はミネラルが多いため、そこで育った野菜はビタミンやカルシウムが豊富。美容や健康に優れた効能を持つと言われています。その上、温暖な気候がゆえ、1年を通しての栽培が可能。まさに、長寿沖縄を支える有難い土の恵です。
沖縄で30年以上続く「うりずん」の店主が料理監修。
料理指導したのは、「土の実農園」を営む農園主であり、沖縄で30年以上続く「うりずん」の店主でもある土屋幸さん(新丸ビルの同名店でも料理監修)。宮廷料理のみならず、泡盛にも精通した沖縄料理の第一人者です。
ミネラル補給と解熱作用に優れた「苦菜の白和え」。 | 血液をさらさらにする「島らっきょうの天婦羅」。 |
よもぎの香りと苦味を楽しむ「フーチバージューシー」。 | 沖縄で作られる古代米で貧血予防「沖縄黒米」。 |
沖縄料理を知る良ききっかけは夜のコース「月下美人」。
この他、水を一切使用しない「サータアンダギー(300円)」や、30分に1回12時間もかき混ぜたなめらかさが自慢の「シークワーサーシャーベット(520円)」なども用意されています。
このようにアラカルトでオーダーするのも選べる楽しみがあっていいですが、やはり魅力は夜のコース「月下美人(6,000円)」。自分では選びきれない品々が一堂に会す味わいは、沖縄料理を知る上でいいきっかけになること間違いなしです。
その上、嬉しいのは、すべてのメニューに、それを食べるとどんな作用が体にあるかが記載されていること。滋養強壮、ダイエット効果、貧血の予防、むくみ改善、消化器系機能向上 etc。美味しさもさることながら、自分のウィークポイント改善にも、大いに役立ちそうですよね。
琉球建築や魔除けが功を奏するアースカラーの店内。
2名がけの席が並ぶ入り口近くのダイニング。 | 琉球泡盛「珊瑚礁」などが並ぶカウンター席。 |
入口を入ってすぐ左の4名がけ個室。 | 店内の一番奥にある6名がけの個室。 |
入口から店内が見えないようになっているのも、魔除けのひとつだそう。 | シーサーの次は「石敢當」がお出迎え。 |
手元のコースターや箸の袋に描かれたゴーヤやウリも、沖縄の遊び心がいっぱいです。
ゴーヤの絵がかわいいコースター。 |
■琉球料理・島野菜 土の実
営業時間
ランチ 11:00~15:00(LO)
ディナー 17:00~22:30(LO)
電話 03-5524-6550
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