自家製フォカッチャで作るクルトンが美味しいチーズサラダ。

ユニオン・スクエア・トウキョウ
シェフのスペシャルランチの最初は、前菜「ビブとデトロイトのリーフレタスとグリエルチーズのサラダ ディジョンマスタード」。

これは、赤ちゃんの前かけに似ていることからビブと呼ばれるサラダ菜とベビーリーフに似たビーツの新芽・デトロイトを、白ワインビネガーとマスタードで合わせ、自家製フォカッチャで作った大きめのクルトンを散らしたもの。

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パンはカゴの中から好きなものが選べます!
食べてみると、ビネガーの酸味はそれほどでもなく、チーズの塩味で野菜をいただく感じ。35グラムものたっぷりのチーズがかかっているわりには、チーズ臭さも気になりません。口の中でゆっくり溶け、フォカッチャのクルトンを包み込む感じは、何とも言えず美味しかったです。

前菜の少し前にパンやオリーブも運ばれてきました。パンは、カゴの中から好きなものが選べます。この日は、荒い粉で固めに作ったカンパネオーラとアンパンのようにけしの実がついた小さなやわらかいブリオッシュ、薄切りのサワーブレッドがありました。

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アンティチョークが描かれたランチメニュー。サンペレグリノにはライムを添えてくれます。3種類のパンとグリーン&ブラックオリーブ。


フェンネル、アニスなどハーブを使用したシェフロマーノ流
“ボンボロッティー(イタリアの食事)”

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2皿目は、「シェフロマーノ流“ボンボロッティー” フェンネルソーセージとコニャッククリームソースのリガトーニ」。

リガトーニとは、筒状のショートパスタのこと。穴が大きく、コシがあるのにやわらかいのが特徴です。パスタ自体に強さがあるので、それに負けないこってりソースとの相性がバツグン。

ただチーズサラダの後なので、重くなるのは敬遠。でもこれは、ソーセージの中にフェンネル、そしてソースの中にアニスを使っているせいか、時々こってりがさっぱりにシフトチェンジし、飽きずにいただけました。また、ところどころに散らされたバジルも、こってりの良いお休み処。

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窓の向こうは「ザ・リッツ・カールトン東京」のエントランス。雨が上がってテラス席へ開け放たれた窓。

このお料理が運ばれてきた時、さっきまで晴れていた空が急に崩れ、窓の外は小走りに急ぐ人と傘を開く人の波。でもちょうど食べ終わる頃、またカラッと明るくなり、風が木々や花を、そしてテラスのテーブルの帆をさわさわ揺らし始めました。

本当に一皿分の雨。

こんな風に一日のうちで移り変わる光景を見られるのも、景色に恵まれたここならではと思いました。

次ページでは、美味しいお肉は脂身も魅力的! メインのイベリコ豚をご紹介します!

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