心底美味しい「オーグードゥジュール ヌーヴェル エール」。

新丸の内ビル
 
麹町「オーグードゥジュール」、日本橋「オーグードゥジュール メルヴェイユ」、三田「minobi」に続く都内4店舗目のオーグードゥジュールが丸の内に誕生します!

ここの魅力は、なんと言ってもお料理。本当に心底おいしいと思えるフレンチ店です。

それは例えば、前菜「パルメザン風味のホワイトアスパラガスのロティ」。

これは、パルメザンチーズをまぶして焼いたホワイトアスパラに、パートブリックという薄いパリパリした生地を散らした半熟卵を添えたもの。まわりには、わさび菜、小ルッコラ、ビーツの葉などをあしらっています。

食べる前は、ホワイトアスパラの独特のほろ苦さを想像していましたが、仕上がりはかなりまろやか。そして、半熟卵からとろっと流れ出す黄身やパルメザンの塩気が、ホワイトアスパラのやさしい味に奥行きを出しています。この組み合わせが何とも言えず美味しく、リピートしてもまた迷わずオーダーしたい一品でした。

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また、前菜「カニとフロマージュブラン リエット仕立て 柑橘のビネグレット」もお奨め。

これは、まる一日水分を切ったフロマージュブランをリエット状にし、レモン、オレンジの酸味をきかせたビネグレットで仕上げたもの。

通常、リエットは豚肉を使いますが、ここではカニ。しかも、隙間なくぎっしり敷き詰められているので、新鮮さとともにかなり贅沢感が味わえます。

運ばれてきた時は、真っ先にオレンジ色が目に入り、ガスパチョのような味をイメージしたのですが、これもかなり角のないやさしい味。それとは裏腹に、ツンツン立ったグリーンアスパラや大根、カブ、イタリアンパセリ、人参の盛り付けが印象的でした。

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メインは、「子羊のロースト エピス風味」。

エピスとは、スパイスのこと。ここでは羊肉の表面にクミンを使い、臭みを消すとともに味に鮮やかさを添えていました。ソースは、羊肉のダシを使った濃厚なもの。でもこれもタイムを散らし、くどさを程よいところで留めています。

サイドには、ゆでた赤いビーツとジャガイモの薄切りを交互に並べ、その上にオクラの葉をあしらっています。一品の美しさは、こんなさりげない彩りから生まれるのですよね。

また、後方にはオレンジのムース。この酸味を時々合わせることで味の幅が広がり、より飽きずに堪能することができました。これなら羊肉が苦手な人でも充分楽しめるのではないかと思います。

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デザートは、「チョコレートムース」。

これは、グラスの底のチョコレートムースの上にキャラメル層を作り、その上にミルクのかき氷をのせたもの。そこに、ミントの葉とホワイトチョコレート、ヘーゼルナッツを飾っています。

溶けてゆくかき氷の甘さと冷たさが、もともとブラックで作られたチョコレートムースとよく合い、絶妙な美味しさを演出しています。また、シャリシャリ感が味のおもしろさを引き出していました。

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これらの味わいを生み出すは、麹町「オーグードゥジュール」でオープン当時から腕を磨いていた宮崎シェフ。満を持して丸の内を任されました。

1年半のフランス修行ではお料理もさることながら、シャンパンの美味しさに魅せられたそう。お気に入りは、「ジャック・ラセーニュ」。「スッキリ感とコクを合わせ持ち、泡がやさしいので、料理を通して飲むと最高」とのこと。

お店の前の壁には、宮崎シェフが綴ったフランス語の銅板。「レストラン オーグードゥジュール すべてはここから始まりました 一軒の小さな町場のレストラン そのスタイルを変えることなく NOUVELLE ERE(新時代)を創造していきます」。ここのお店を象徴する素敵な言葉です。

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東京駅のスクリーンを眺めながら、ふと下に目をやると、横断歩道をこちらに急ぐたくさんの人の顔。ビルの最上階に入るレストランが多い中、待ち合わせした恋人や友人の到着をそっと席から見守れる、そんな距離にあるレストランもなかなかいいものだなと思いました。

【店舗情報】オーグードゥジュール ヌーヴェル エール(HP準備中)
場所:新丸ビル5F
電話:03-5224-8070
定休日:無休
営業時間
ランチ :11:00~15:00(LO13:30)
ディナー:18:00~23:00(LO21:30)
メニュー(ランチ、ディナーともにコースとアラカルト)
ランチコース :3,000円、5,000円
ディナーコース:6,800円、10,000円

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