昭和45年創業の串揚げ店「はん亭」

新丸の内ビル
左から:海老のシソ巻き、三つ葉のキス巻き、茄子の肉詰め、イカのわさびトビコ添え

文化庁指定・登録有形文化財の総けやき造り木造三階建の日本家屋でいただく串揚げが人気の根津の「はん亭」。

この昭和45年創業の串揚げ店が、先人からの伝統と下町の粋を引提げ、丸の内に堂々進出を果たします!

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それは、東京駅を眼前に望む恵まれた眺望の一角。入口を入ると、どーんとひらけるように現れるダイナミックな景観に、あっと息を飲みます。

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店内は、窓側席とレンガの壁に沿うカウンター席が通路を挟んで対面する2列の配置。どちらもシンプルなブラウンのテーブルと椅子が並べられています。

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定番メニューは、6本の串揚げをメインに付け出し2品と野菜2品が付くコース(2,700円)。串は熱々を食べられるよう、2本づつ揚げてサーブされます。調味料はぽん酢・ソース・塩・レモン・そして3時間もかけて野菜や挽肉・オイスターソースなどから作る自家製味噌の5種類。

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オリーブオイル仕上げの赤と黄のピーマンを添えた自家製ハム 新鮮野菜のミニサラダ

今回の付け出しは、塩とハーブをまぶして1週間も熟成させ燻す自家製ハムとミニサラダ。これらは、1ヶ月に1度くらいの割合で、内容が変わるそう。

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また、野菜はキュウリ・大根・人参のスティックと、グラパラリーフとマーシュ、キャベツでした。グラパラリーフは、アロエのような食感の野菜で、珍しいのでぜひ試してみる価値ありです。

この他に、おまかせコースもありました。これは、30種類ほど用意された旬の素材が、ストップをかけるまで次々揚げられて出てくるもの。お値段は串の本数で決まります(1本210円)。

聞いてみたところ、30種類制覇するのは女性の方が多いそう。時には全制覇した後、その中で美味しかった素材を再注文する方もいるそうです。

ここの定番は、海老のシソ巻きと谷中生姜の肉巻き。特に後者は信州の雪豚を使っており、脂身も美味しく食べられる逸品。

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忙しく行きかう車を見下ろす窓側席 レンガ造りのはん亭入口

また、これからのお奨めは中華味で仕上げた姫竹、ミョウガの青柳巻き、ホタルイカなどだそう。デザートは、貴腐ワインを入れたジャスミンティーのゼリーで杏仁豆腐を包んだものや、アイスクリームや白桃のクレープが準備されるよう。ちょっとお洒落で楽しみですよね。

これらのメニューを考案するのは、串揚げ道15年の料理長。「串揚げの楽しみは組み合わせのおもしろさ。「こんなものまで揚げちゃうの?」という意外性を味わうのが一番の醍醐味」とのこと。

そのため、通常は何の串揚げか説明しながら出すそうですが、何も言わずに出してほしいとリクエストする方も多いそう。当てながらいただくのも愉しい味わい方ですよね。

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レンガの壁の向こうにあるワインセラー ダイナミックな景色に溶け込む窓側席

でも、そんなおもしろい組み合わせの串揚げを生み出すのは、やはりかなりの試行錯誤の末のよう。10~20種類作っても、実際メニューアップできるのは1種類あるかないかだそう。まさに渾身の1本なのですよね。

ちなみに今までの失敗は、ビワやイチジクなど甘いフルーツやキュウリを揚げた時だそう。逆に大成功は、豚の角煮を揚げたものと、わさびバターをつけたイカにわさびトビコをあしらったものだそう。イカにウニのソースをつけるのはありがちですが、そこをわさび味にすることで新しさを出したとのこと。

またこれからの季節はフルーツほおずきに生ハムをいれたものや、秋には巨砲の真ん中にフォアグラを入れたもの、マスカットの中に鯛を入れたものなど変りダネも出るそう。

まさに、訪れる度に新しい味覚に発見できる串揚げ店です。

【店舗情報】はん亭
場所:新丸ビル5F
電話:03-3287-9000
定休日:無休
営業時間
ランチ:11:00~15:00(LO14:00)
ディナー:17:00~23:00(LO22:00)
日・祭日~22:00(LO21:00)

次ページでは、心底美味しいフレンチを食べさせる「オーグードゥジュール ヌーヴェル エール」をご紹介します!

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