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カカオを巡るチョコレートの旅 (丸の内)(2ページ目)

カカオのパーセンテージ入りチョコが出回る昨今。でも改めて「カカオって何?」と聞かれたら? 知ってるようで知らないカカオを巡るチョコレートの旅は、ラ・メゾン・デュ・ショコラ 試食セミナーから始まります。

執筆者:河野 優美

大理石のカウンターがチョコレートの旅の出発駅。

ラ・メゾン・デュ・ショコラ
ミネラル水や資料、ガナッシュなどが用意された大理石のカウンター。
カカオを巡るチョコレートの旅は、ショップの奥にある大理石のカウンターが出発駅。

少し高いツールのイスにこしかけると、ショコラブランド最高峰である「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」の洗練された品位と風格を感じます。

それはきっと、29年にわたり、チョコレートの創作に情熱を傾けた確かな自信の結晶。それが店内の空気と交じり合い、独特の高級感を生み出しています。

熱帯雨林がいざなうカカオの産地巡り。

ラ・メゾン・デュ・ショコラ
ガナッシュ:カラカス。
旅の最初の行き先は、赤道の南北緯度20度以内に位置するカカオの産地巡り。ベネズエラ、マダガスカル、エクアドル、ジャワ、コートジボワール、インドネシア、セイロンetc。

美味しいチョコレートの追求は、まずは理想的な生育環境で育った高品質のカカオに出会うこと。

それらを巧みにブレンドし、最高の味を引き出したのが、オリジナルを20種も持つという「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のクーベルチュールなのです。

ラ・メゾン・デュ・ショコラ
ショコラの説明をしてくれる表参道店チーフ・樋口美智子さん。
これは、ショコラやパティスリーの材料となる大きな板チョコのこと。これを細かく砕いて、沸騰させた生クリームと合わせたものがガナッシュです。

これらの説明をしてくれるのが、表参道店のチーフ・樋口美智子さん。ショコラに関する知識が豊富で、個々の質問にもやさしく応じてくれます。

テオブロマの世界を垣間見せてくれる感動的なカカオのお話。

ラ・メゾン・デュ・ショコラ
3種のクーベルチュールと3種のプレーンガナッシュ。
樋口さんから聞くカカオの話は、奥深く感動的。30~50個のカカオ豆を抱いたカボスという実は、千もの白く美しい花からたったひとつしか結実しないこと。

しかもそのカボスは、1本の良質なカカオの木に、1年にたった25個しか実らないこと。

そして、運良く収穫できたその希少なカカオには、それぞれ特有のアロマやパーソナリティーがあること。

それはまるで、神様からの贈り物。きっと自分たちの美味しい食べ物を、少しだけ私達に分けてくれているのです。

チョコレートを楽しむコツは、スローに味わうこと。

ラ・メゾン・デュ・ショコラ
オリジナルクーベルチュールの塊。
そんなテオブロマ(神様の食べ物)の世界を垣間見ながら、いただくのが3種類のクーベルチュールと3種類のプレーンガナッシュ。

カカオ含有率がエクアドル産38%、カライブ産62%、マダガスカル産65%と異なるクーベルチュールは、ゆっくり舌の上で溶かしてみると、確かに全然違った味わい。

フレーバーを添加しているわけでもないのにキャラメルのアロマを感じたり、花の香りや木の匂い、ドライフルーツのような濃厚さに気付いたり。目を閉じると、行ったこともない熱帯雨林の湿度やジュート(麻袋)の匂いまでも感じ取れるよう。

ラ・メゾン・デュ・ショコラ
クーベルチュールを細かく砕く樋口さん。
これは、ボエーム、カラカス、アリバと続くガナッシュも同様。この時、最適なテイスティング方法も樋口さんが教えてくれます。

今まで箱を開けたとたん飛びついていたショコラでしたが、時間をかけてスローに試すことで、こんなにも多くの味わいを発見できるとは。とても新鮮な驚きでした。

次ページでは、デモンストレーションとともに味わう魅惑のプレーンガナッシュをお届けします!
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