開発費700万ドル(約9億円)と言われる“America's Army”
2002年に発表されたAmerica's Armyは単なるゲームではなかった…。
一見ネット上からダウンロードすれば誰でもプレイできるアクションゲームと片づければそれで終わりなのですが。
当時話題になったのは開発元が米国陸軍であること。その開発費は約700万ドルと言われています。日本円にすると9億円ぐらいでしょうか。その約700万ドルも国民の税金が投入されています。こんな遊びのために国民の血税を投入するとは…日本では、こっぴどく叩かれそうな税金の使われ方ですね。しかし、その目的には深い意味があったのです!
米国陸軍の訓練が体験できる!
ここからはクイズ番組でも出題された内容と同じなんですが、このゲームには現在の米国陸軍の演習訓練がバーチャル体験できる内容になっています。陸軍の訓練と聞けば米国映画に見るように泥まみれになって極限状態まで追いつめられるイメージが浮かびます。自らの体と精神を酷使するような環境に飛び込むことなど私なら到底無理なことだと思います。若き米国民も同じようで最近では軍隊に入ることに抵抗がある人も多いみたいです。
射撃訓練からスタート!
陸軍志願者を増加させたバーチャルな世界
そんな入隊希望者離れから開発されたのが今回のAmerica's Army。ゲームなら体を痛めなくても気軽に現在における米国軍隊の体験ができるというのが狙いです。鬼軍曹から徹底的に絞られるのかと思いきやゲームスタート時から武器の扱いについての演習。もう最初から射撃訓練ですよ! ゲーム前の基礎講座のような扱いが自然と陸軍のバーチャルな体験に導いてくれるようになっています。
これで実際に陸軍志願者が増えたというのですから効果はあったんでしょうね。日本では公共施設などで自衛官募集のポスターを見ることがありますがAmerica's Armyのような体験ゲーム作りませんか? 予算が無理かな?
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