RMT リアルマネートレードって?
RMT…リアル・マネートレードはネットゲーム内のアイテムや通貨を現実の世界における通貨で売買する行為。ネットゲームの外で日本だったら円で売買してしまう行為のこと。なぜそのような事をするのか? たかがゲームの世界でしょ!
確かにそうですね。ネット非対応のゲームでいうとゲームソフト自体を買えば後は金銭的にも他に必要ではありません。ゲーム攻略に書店でガイドブックを購入するぐらいでしょうか。これがネットゲームになると状況は変わってきます。
今のネットゲームは…
ログインする時間がないから高価なアイテムを買う資金も貯まらない。あのモンスターを倒せば任務も終わるのだが時間的にも余裕がない。ネットゲーム内では現実と同様に経済が動いているし時間も流れています。それをRMTを利用してゲーム内の通貨やレアアイテムを売買してしまう。この行為がゲームバランスを狂わせてしまう原因にもなっています。
どうなるEver Quest 2 ?
そんなRMTの状況の中2005年6月から正式サービスがスタートするEver Quest 2で衝撃の告知が発表されました。それはStation Exchangeというシステム内でのRMT公認ともいえる事項です。今までならゲームシステムには関係がない第3者的な外側での行為だったRMT。それが公式に認められEver Quest 2のゲーム内で、戸惑うことなくRMTが行えてしまう。既に他のネットゲームではバランスが崩れないよなRMTがゲーム内で導入されているタイトルも存在しますが、まさか今年になって大物であるEver Quest 2が公式なRMTを導入するとは誰が想像したでしょうか? ゲームを生かすも殺すもプレイヤーのモラルしだいで大きく左右されるゲームバランス。消費者金融のコピーではないですがご利用は計画的に…なぜか頭の中を、その言葉がよぎりました。
2005年のネットゲーム。Ever Quest 2が与える影響はどう判断されるのでしょうか?