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身も心も燃え尽きないで。ガイドの危なかった体験談 ネットゲーム中に、ご用心

新年早々のニュース、ネットゲームのプレイ中に死亡!そんな記事に触発されたガイドの体験談。あの時は、やばかった!

執筆者:宇川 伊知郎

香港のインターネットカフェで、ネットゲームを約6時間連続でプレイしていた28歳の男性が突然死しているのが発見された。警察の調べによると長時間ゲームをプレイしていたため、過労と極度の緊張状態が原因とみている。

こんなニュースが新年早々に・・・。この男性がプレイしていたゲームはディアブロ2だそうです!

さらり読んでしまいましたが、よーく、後から考えてみると、ここのガイドをしていることもあり、まったくの他人事ではないなと痛感しております。

もしかすると近々こんなニュースが・・・

オールアバウトジャパン インターネットゲームのガイドをしていた宇川伊知郎さんが自宅で死亡しているのが家族によって発見されました。長時間のネットゲームのプレイ中に、そのストレスと過労による突然死・・・・。

では、ここで私の臨死体験・・じゃない、今までにネットゲーム中に、もしかしたら、あの時やばかったのでは? 後から記憶をたどるとプレイ中に身体的にレッドゾーン状態だったような、そんな話を。

ウルティマオンライン公式サイト


ウルティマオンラインでの話。まだ日本人プレイヤーが海外のサーバーで遊んでいた頃なんですが。ウルティマオンラインは、基本的にプレイヤー同士の戦闘が可能なんです。まだ対人間の戦闘スタイルについて、日本から参加しているプレイヤーは馴染めないのも現状でした。私もその一人。

でも他国の方に、そんなことは関係ない。ある日のこと、冒険を終えて町に帰る途中でした。あと何歩か歩けば町のエリア、安全な場所に入る寸前の時でした。どこからともなく私に向けて魔法攻撃が始まったのです!

火の玉・通称ファイアボールが何発も飛んできた。私は職業は戦闘系なんで体力はあるんですが、それでも見えない敵と腕力で戦うのは、こちらが不利。
私の分身であるキャラ。その体力というべきヒットポイントをドンドン魔法攻撃で減らされてゆく。

もうすぐ、もうすぐで、町のエリアに入れるんだ。そうすれば助かる! ウルティマオンラインの世界では、死んでしまうと死体が、その場所に残ってしまう。

その死体を他人が調べることにより、この死体が生前集めて持ち歩いていた資金やアイテムを略奪することが可能なのです。

いやだ! 大事なアイテムを取られたくない。せっかく稼いだ金もだ。モンスターではなく、あきらかに他のプレイヤーから攻撃されている。一直線に町方向に走らせるべくマウスを押しっぱなしにしていたんですが・・・。

ウルティマオンライン
5周年記念パッケージ

残念ながら町の一歩前の草原に沈みました。

その後、姿を現したプレイヤーに所持品を根こそぎ奪われる、涙。

さて、このときのレッドゾーンは?

もうすぐ町に。そんな油断をしていた時に攻撃された。なんとか安全なエリアに入るために逃げきろう! その瞬間からマウス操作が忙しくなる。死にたくないという緊張感。今思えば異常にあの時、心臓のドン・ドン・ドンという音が聞こえていたような、そんな記憶があります。

脈拍も早くなり血圧も上がっていたのでしょうか? 見据えるモニターの周りは明るいなずなのに視界に入っていないような。そして自分のキャラが死んでしまった時、上昇中の気合いが一挙にトーンダウン。マウスをほうり投げたく・・・。



これが私の危険と感じた時のお話です。決してウルティマオンラインが危険なゲームと言うのではありません。ただ、このご時世ですから、早朝にゴルフとか、ランニング中に死亡、と書かれるよりは世間的に、まだ認知度が低いネットゲームは攻撃対象になりやすい存在であります。

ネットゲーマーのみなさん!
リアルな生活を見失うことなく、リフレッシュしながらプレイしてくださいね!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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