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こどもの日に一緒に遊びたいゲーム 後編

子供用将棋でありながら、大人が遊んでもつい熱くなってしまう『どうぶつしょうぎ』 その考案者である女流棋士・北尾まどかさんに、どうぶつしょうぎの魅力を自ら語っていただいた!

執筆者:双六屋 カゲゾウ

どうぶつしょうぎ考案者 北尾まどかさんとのQ&A


北尾まどか
北尾まどか
1980年1月21日生まれ。女流初段
日本女子プロ将棋協会理事
小さなお子さんでも、将棋が遊べるようと、小さい盤面とシンプルなルールにアレンジされた「どうぶつしょうぎ」  

しかし、その見た目のかわいさとはことなり、経験者や大人が遊んでも、十分愉しめる手応えのあるゲームになっている。

日本女子プロ将棋協会(LPSA)の棋士であり、どうぶつしょうぎの考案者である北尾まどかさんにメールでインタビューを試みた。

Q:プロの棋士になるまでの簡単な経緯を教えてください

北尾さん:
小さい頃から室内ゲーム大好きっ子。チェス、オセロ、五目並べ、百人一首…ひとりっこなので親が休みの日に相手をしてもらうのがとても楽しみでした。というわけで多人数のボードゲームより一対一の対戦が得意です。

将棋は父に教えてもらいましたが、難しくて(笑)小さい頃は山崩しやまわり将棋が好きで、本将棋はほとんどやっていません。

本格的に将棋の勉強を始めたのは高校のとき。たまたま学校でやったら負かされて、それが悔しくて勉強しはじめました。18歳でプロを目指し、女流棋士になったのは二十歳のときです。

Q:イラストご担当の藤田麻衣子さんとのつながりは?

北尾さん:
同じ日本女子プロ将棋協会(LPSA)に所属する女流棋士です。先輩なんですが、公私ともに仲良くて仕事も遊びも一緒にいることが多いです。

感性豊かでクリエイティブな彼女といると、どんどん夢がふくらむんですよね。

私が「将棋も、チェスみたいなスタイリッシュな駒や、ギャモンみたいにカラフルなボードがあったらいいなぁ」って考えてたときに、ちょうど彼女がどうぶつ駒のデザインを描いてた!! ぴったり同じ時期に同じようなことを考えてたみたい(笑)

その可愛らしさに惚れこんで、私の考えたミニ将棋のルールと組み合わせて完成したのが「どうぶつしょうぎ」です。

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