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卓上のイモムシレースでコタツを彩る

コタツの上はゲームボードだ。どんな卓上でも遊べるユニークなレースゲーム『イモムシイモムシ』 見た目もプレイ感もユーモラス。お正月にノンビリ遊ぶにはぴったりの往年の名作です。

執筆者:双六屋 カゲゾウ

見るもユーモラスなレース

この時期、コタツの上で遊ぶボードゲームとして、イチオシのゲームがあります。それが『イモムシイモムシ』

イモムシイモムシ
タイトル:イモムシイモムシ
原題:Worm up!
デザイナー:Alex Randolph
メーカー:ABACUSSPIELE
プレイ人数:3~5人
プレイ時間:15~20分位



巨匠、アレックス・ランドルフの作品であり、入手が難しかった往年の名作ですが、再販となり双六屋もようやく手に入れることができました。

ゲームはレースです。スタートラインから自分の操るイモムシを進め、ゴールラインにいち早くタッチしたプレイヤーが勝利。このゲームではイモムシの進め方が抜群にユニークです。

えっちらおっちら進むよイモムシは

イモムシイモムシ
キャタピラーのような動きでじりじりと進むイモムシ。無機質なはずなのだが妙に愛嬌がある。
プレイヤーには「4」「5」「6」「7」の数字タイルと「X」の計、5枚のタイルが手元にあります。

これを1枚選び伏せて出し、全員のタイルが出揃ったところで同時にオープン。

1匹のイモムシは半球体7個で構成されています。自分が出したタイルの数字の個数だけ、尻尾側から、頭部側へと半球体を移動。

ただし他のプレイヤーと数字がバッティングすると、そのラウンドは休まなければなりません。シンプルなゲームですが、他のプレイヤーとの心理的駆け引きもあります。

邪魔もできるが、のんきな感じ

イモムシイモムシ
妨害もあり、蛇行しながら進むイモムシ。レースはいつも混戦模様。
遅々とした歩みですが、タイトルのとおり、イモムシが、えっちらおっちらと収縮して進む様子そのもの。

また相手の進行ルートの先に、自分のイモムシの胴体を割り込ませることで、地味に邪魔もでき、いち早くゴールを目指すレースではありますが、見た目のユーモラスさともあいまって、妙に和みます。

レース状況を一変させる思わぬ仕掛けも→
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